「apple watch」は”予防医療”を更に強化していく

 

以前スマートウォッチが、命を救った事例について記載しましたが、
appleは更に予防医療の面でデバイスが貢献できる面を探していく、とヘルスケアの強化を宣言しました。

Apple working on preventative healthcare technology, CEO Cook reveals
https://appleinsider.com/articles/20/01/20/apple-working-on-preventative-healthcare-technology-ceo-cook-reveals

現在のapplewatchには、脈拍の計測から、脳卒中や不整脈を予測できるようセンサーが組み込まれています。
シリーズ4・シリーズ5には、FDAの承認を受けた心電図センサまで備えています。

しかしティムクックCEOは「まだ足りない」と語ります。
不整脈や「心拍が異常に早い」といった深刻なケースに無い限り、まだAppleWatchは病気を察知できないのです。

「病気の予防に関して、テクノロジーと医療はもっと連携できる部分があると思います」とティムクックは語ります。
一般的なヘルスケア技術を、多くの人のデバイスに装着することで、今までヘルスケアにかかっていたコストを大幅に削減できる、という考えです。
ヘルスケアの殆どのコストは、病気が早期に特定されなかったケースで費やされるからです。

そして「まだしばらく時間がかかりますが、私達が今していること(まだ未発表のプロダクト)が多くの希望を与えてくれます」とティムクックは語りました。
これはヘルスケアの面で、Appleが大きなプロジェクトを進めているということです。
すでにAppleは、AppleWatfchでパーキンソン病を検出する特許や、いくつかの健康アプリを夜に送り出しています。

Appleの計画しているものがどういったものなのか、まだ詳細は出てきていませんが、特に高齢化社会の日本にとって、医療に掛かる社会保障費は全体の3分の1に及びます。
もしそれをAppleWatchで大幅に削減できるとしたら、日本にとっても素晴らしいニュースになるでしょう。

これからのApple新製品に、大きな期待がかかります。