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ハーバード大、300年の歴史で初めて黒人の学生会長が選出される。

ハーバード大といえば、世界でも最高峰にランク付けされる大学ですが、この度そのハーバード大で、初めて黒人の男子生徒が学生会長に選出されたとのことです。

新しい学生会長は政府学専攻3年生の今年20歳、ノア·ハリスさん。
投票で黒人の生徒が会長に選ばれたのは、約300年の学校史上初めてのことです。

ノア・ハリスさんは「この結果を、決して軽く受け止めない」と所信を述べました。
また、去年の夏、警察の過剰鎮圧で死亡したジョージ·フロイド、ブレオナ·テイラー、アフマウッド·アルバリーなど黒人の名前を挙げ「これはハーバード大学の学生団体が、黒人男性にその歴史上前例のない瞬間を託すという大きな意志です」と語っています。

今年アメリカでは、コロナも話題でしたが、同じぐらい大きな時間を割いて語られたのは、BLM問題です。
そもそもアメリカにて、新型コロナウイルスで死亡する割合には人種で差があり、貧富の差や受けられるサービスの差が、そのまま命に直結する事態となってしまっています。

多くの弁護士や検事を輩出するハーバード大学で、このような流れが起こることは、今後世界を変えていく1歩になるかもしれません。

なおハリスさんも、いずれ弁護士になりたいと地元メディアにインタビューで述べており、数年後、ハーバードロースクールに行くつもりのようです。

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