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コロナ終息、「6月末」なら耐えられる、と6割の民間企業が回答



日本は単純な数で言うと、99%以上が中小企業です。
もちろん中小企業でありながら、グループ全体でみると大企業並のグループもあるのですが、
その中小企業の半数が、「いつまで現状が耐えられるか」、「いつコロナウイルスが終息するならば、企業としてそのまま事業が継続できるか」という質問に「6月末まで」と回答したようです。

すでに100件ほどの企業がコロナ禍により倒産しています。
もちろん、withコロナの世界において、もはやビジネスモデルが成り立たなくなった、と考え閉鎖の判断をした企業もあるかと思いますが、
もともと内部留保の少なかった企業については、コロナ禍で大きなダメージを負ってしまったところも少なくないでしょう。

もちろんある程度は政府からの助成金等で支えることはできますが、経済の新陳代謝も必要です。
特にパラダイムシフトが起きるこのコロナという事象で、どこまで既存のビジネスを維持するべきなのか、
そしてそれは国が判断すべきことなのか?それとも消費者が判断スべきことなのか?

今後数十年を決める重要な判断を、まったくもって少ない情報の中、決断しなければならないという、恐ろしい局面だと思っています。

Published by
安藤隆史