韓国のクラブで集団感染、規制緩和に潜む罠

韓国で新型コロナウイルスに感染した20代の男性が感染確認前にソウル市内のクラブ3カ所などを訪れていたことが分かり、韓国政府は8日、クラブでの接触者12人や本人を含めて計15人の集団感染が発生したと発表した。

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韓国はコロナウイルスの封じ込めに成功した、と言われている国の一つであり、実際他の国と比較しても死者数・感染者数の少ない国です。

韓国で感染者のプライバシーが問題に コロナVS個人情報

今月６日に外出や集会の制限を緩和し、感染に気をつけながら日常生活を送る「生活防疫」へいち早く移行しました。
しかしながら、今回のように無症状の患者はまだ紛れているため、クラブのような密集した場所では集団感染が起こりえます。

韓国政府の調査によれば、クラブでは1500人以上が接触していたとのことです。
これが「少しの漏れ」で済むのか、もしくは「第二ラウンドのゴング」になるのかはまだわかりません。
「緩和ムード」に喜んでしまうと、平気で足元を掬ってくるのがウイルスです。
日本でも、いくつかの県で商業施設等が再開されましたが、まだまだ油断すれば再度の感染爆発は起こりえます。

韓国政府はクラブ等の施設に対し、１ヶ月間の営業自粛を勧告しているとのことです。