韓国が中南米地域最大国のブラジルを押しのけて今年の経済規模は10位圏に入る見通しです。
本日(10日)、ブラジルの有名な民間研究機関であるゼツリウ·バルガス財団(FGV)のブラジル経済研究所によると、ブラジルの経済規模は昨年9位でしたが、今年はカナダ、韓国、ロシアに押され、12位に下落するものと予想しました。
2019年のGDPランキング
- 米国
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- ブラジル
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同研究所は、ブラジルの国内総生産(GDP)が昨年の1兆8千億ドルから、今年は1兆4千億ドルに減ると推算しました。
カナダと韓国は1兆7千億ドルから1兆6千億ドルに減り、9位と10位、ロシアは1兆7千億ドルから1兆5千億ドルに減少し、11位になると予想しています。
ゼツリウ·バルガス財団の2020予想GDPランキング
- 米国
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- ロシア
- ブラジル
研究所のマルセウ·バラシアーノとクラウジウ·コンシデラ研究員は、コロナ19の衝撃とレアル安がGDP減少をもたらした」と話しています。
米ドルに対するレアルの価値は今年に入って30%以上下落した状態です。
一方、購買力評価(PPP)を基準としたGDP順位では、ブラジルが昨年の10位から今年は8位に上がる見通しです。