先程速報が入り、持病の悪化等を理由の安倍総理大臣が辞任する意向を固めました。
午後三時に開かれる自民党臨時役員会で辞意を表明するとのことです。
理由としては持病として知られていた「潰瘍性大腸炎」が悪化しているとのことで、国政に支障をきたす等の事態は避けたいとの意思により、総理大臣を辞任する意向とのことです。
なお、次の総理大臣については現時点で明らかにされていません。
辞任の報道を受け、円相場にも影響がでました。
報道された14時07分には0.5円もの円高が記録されています。
日経平均株価にも当然影響が現れます。
売り注文が一気に集まり、一時600円もの値下がりを記録しました。
現在は買い戻しが行われ、ある程度戻しています。
ちなみに後任候補の一人である麻生大臣との関係がある「麻生フオームクリート」はストップ高を記録しています。
総理大臣が辞意を表明した場合、内閣は総辞職する必要があります。
(これは好ましい、という問題ではなく、制度上の決定です)
国会で新たなる総理大臣が指名され、その指名された人物を天皇陛下が総理大臣任命します。
そしてその後新総理大臣が新たな内閣を任命し、新総理内閣がスタートする形です。
急遽の辞任の場合、新総理大臣の指名までは「臨時代理」が置かれることがありますが、今回は「臨時代理」を置かず、公認選出まで執務を続けるとのことです。
新総理に誰が任命されるかはまだわかりませんが、人選次第によってはまた円相場や株価の変動があるかもしれません。