映画アバターにインスパイアされたベンツ・コンセプトカーの初めての走行映像!

ダイムラーは2020年1月、技術見本市「CES 2020」でコンセプトカー「メルセデス・ベンツ VISION AVTR」を発表しました。

今回公開された動画では、VISION AVTRをテストドライブする様子をテレビ司会者のFelix Smith氏が取材しています。
カリフォルニアでの初めてのテストドライブの様子を、チェックしてみましょう!

「VISION AVTR」の名前は、映画AVATARに由来するとともに、ADVANCED VEHICLE TRANSFORMATIONを意味しています。

このコンセプトカーは、未来のモビリティに対するビジョンを体現しています。

車輪近くに4つの高性能モーターを搭載しており、パワーは合計350kWを越えるほどです。

各ホイールを個別に駆動させることができ、逆に駆動することもできる為、約30度の横移動も可能です。

搭載されているバッテリーは約110kWhの容量を持っており、航続距離は700km以上

また優れた急速充電能力を備えており、15分以内に充電が完了します。

搭載されているバッテリーはグラフェンをベースとした革新的なバッテリーであり、希少・有毒・高価な材料を排除しています。

そのような材料を使用しているため、100％リサイクル可能です。

また電力はVISION AVTRの背面にある統合型ソーラープレートからも供給され

33個の「バイオニックフラップ」は多方向に可動することができるように、デザインされています。

車の操作ですが、従来の車のようなハンドルは使用しません。

センターコンソールに手を置き、操作します。

前後左右に動かすことで、通常の動きに加え斜めの移動も可能です。

ダイムラーは、「未来のエコシステムにおいて究極のラグジュアリーとは、テクノロジーの助けを借りて人間と自然が融合すること」であり、「VISION AVTRによってデザインの分野におけるサステイナブル・ラグジュアリーの一例を示した」としてします。

今回のFelix Smith氏が取材で、VISION AVTRの実際の走行の様子が明らかになりましたね。
ぜひリンクの動画で実際の様子をチェックしてみてください！