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時速140kmで走行しながら完全に眠っていたテスラ車の運転手が捕まる

カナダの高速道路で「時速90マイル(約140km/h)を出しながら居眠りをしていたとして、運転手を逮捕した」と地元の警察が発表しました。

その車の走行中を目撃した警察官によると、時速85マイルで走行する様子を発見し、緊急コールをしたそうですが、その際「運転席は完全にリクライニングされており、眠っているように見えた」と語っています。
車は自動運転ができる「テスラ車」だったため、大惨事には至りませんでしたが、警察の発表とともに公開された画像では、走行中、運転席に誰も乗っていないように見える車の様子を伺えます。

警察は車両の位置を確認し、レーダーで走行速度を測ったところ、「93マイル(時速150キロ)まで加速したことを確認しました」と発表しています。

運転手の男性は最終的にハンドルを握り、車を停めました。その後、スピード違反の容疑で起訴され、24時間の免許停止処分を受けました。彼は、「疲れていた」と供述しています。
「さらなる調査と協議の結果、危険運転としての罰則も運転手に課せられました」と警察は述べています。男性の裁判の日は12月だそうです。
さらに警察は「どんな自動運転機能があったとしても、運転手には運転責任があります」と警鐘を鳴らしました。

現場となった高速道路は、制限速度が時速68マイル(110km/h)でした。

2018年には、カリフォルニア州の高速道路で警察が違反車を7マイルにわたって追いかけた事件があり、その時運転手は眠っていたそうです。呼びかけにも応答せず、前方のクルーザーがスピードを落として停車した際に、ようやく違反車は停車したそうです。運転手は、目が覚めた後、飲酒運転の疑いで逮捕されました。

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