仮想通貨

遂に来たCBDC時代の幕開け! – 日銀、デジタル通貨の実証実験

本日10/9付で【日銀、2021年度に中銀デジタル通貨の実証実験】という記事を日経新聞の配信記事で知りました。

https://www.nikkei.com/article/DGXMZO64825900Z01C20A0MM8000/?n_cid=DSREA001

早速ですが、直後に色々調べた記事を参考にレスポンス重視で書けることを書いて参ります。

CBDCとは何か?

先ずはCBDCとは何ぞやですが、中央銀行デジタル通貨(つまりCentral Bank Digital Currencyの頭文字を取った略語)のことです。中央銀行とは、我が国では日本銀行こと日銀です。

デジタル通貨とは、皆さんもご存知のビットコインなどの仮想通貨をはじめとする、実体のない通貨のことです。反対語としては現金通貨を指します。

日銀がCBDCをやるというのはどういう意味があるのかというと、信用ある中央銀行が発行したデジタル通貨なので、誰もが信用して、それを利用できるという言い方ができると思います。

CDBCはビットコインとは何が違うの?

勿論、ビットコインに信用がない訳ではありませんが、その信用とは何を指すのかというと、ビットコインの市場価格の大きな変動が大きいとされているのです。そして、そのリスクが大きいという訳です。

この価格変動率にはボラティリティという用語が当てられています。

正に仮想通貨であるビットコインは、このボラティリティの変動率が一気に暴騰したり、暴落したりというケースが絶えないので、それをリスクとして捉えて参加しない人が殆どな訳です。

逆に言えば、そのボラティリティを利用して投機(短期変動差益を狙う売買取引)に利用しているデイトレーダーもたくさんいます。その裏では取引に失敗して大損して泣いている人もたくさんいる訳です。

これはあらゆる金融や株取引などでは付き物ではありますが、投機も大枠では投資の一つですが、一般的にはギャンブルであると見られがちです。

この様な変動率に左右されないデジタル通貨の発行を期待している人達が実はたくさんいるのです。

つまりCBDCが発行されるとは、中央銀行が発行するという権威付けの元に信用のある通貨発行という、現金通貨と同じ信用がデジタル通貨にも与えられることを意味します。これがCBDC最大のメリットと言えます。

いっぽうで、現金での通貨売買はFX(Foreign Exchangeの略でFX、つまり外国為替証拠金取引のこと)があるので、そういう市場取引をしている方はたくさんいると思いますが、CBDCが完成すると、通常の生活で必要なものを売ったり買ったりする売買にも使えるし、FXの様な金融取引も可能になると言えます。

デジタル通貨である意義とは?

そもそも何故デジタル通貨でやらなければならないのかというと、その取扱い自体が、スマホやパソコンなどのデジタル機器上のみで完結させられて、簡単に取引が実現できるというメリットと、時代背景的には現金を省略するというペイメント(支払い)事情もあると言えます。お財布を持つというのは現代社会までの常識であって、これからは消えていく見方もあります。

現に北欧ではデビットカード決済が当たり前で、これを使って決済をするので、現金を使う人がほぼ居なくなっているのです。

このこと自体新たな事実ではなく、既にご存知の方も多いとは思いますが、デビットカードはキャッシュカードと似ていて、銀行口座から直接金額の引き落としが可能ですので、現金を介さずにカードのみで決済が完了します。

クレジットカードとの大きな違いは翌月や翌々月引き落としになるのが基本ですが、デビットカードは即時決済、即時引落しが基本となります。

今回は、これらの様な基本的背景の上でCBDCが導入されるというニュースなのですが、これが導入されるというニュースは、次の様なことを伝えています。

日銀が発表した取り組み方針について

先ずは、日銀が発表した中央銀行としてのCBDCの方針について見ていきましょう。

「中央銀行デジタル通貨に関する日本銀行の取り組み方針」の公表について

情報通信技術の急速な進歩を背景に、内外の様々な領域でデジタル化が進んでいる。技術革新のスピードの速さなどを踏まえると、今後、「中央銀行デジタル通貨」(Central Bank Digital Currency:以下「CBDC」)に 対する社会のニーズが急激に高まる可能性もある。日本銀行では、現時点でCBDCを発行する計画はないが、決済システム全体の安定性と効率性を確保する観点から、今後の様々な環境変化に的確に対応できるよう、しっかり準備しておくことが重要であると考えている。こうした認識のもと、今般、個人や企業を含む幅広い主体の利用を想定した「一般利用型CBDC」 について、日本銀行の取り組み方針を示すこととした。 

中央銀行デジタル通貨に関する日本銀行の取り組み方針

https://www.boj.or.jp/announcements/release_2020/rel201009e.htm/

この引用文から見ると、「まだCBDCを発行する気は無いが、ニーズが高まったらいつでも発行できる様に実証実験はしておこうかな」くらいの意味合いに受け取れます。

中国は北京オリンピックに合わせてCBDCを導入予定

とはいえ、このCBDC自体は、世界の流れになっているので、結局中国が始めると言ったら、どの国も始めるに決まっています。中国は既に22年の北京冬季オリンピックごろの導入を目指しているとのこと。2022年が世界のCBDC元年になるかもしれませんね。

https://www.nikkei.com/article/DGXMZO64825900Z01C20A0MM8000/?n_cid=DSREA001

CDBC取り組み方針の資料

そして、取り組み方針の資料も示されています。こちらは、3ページしかありませんが、カラーでとても見やすい資料ですので、気になる方はご覧ください。

一般利用型CBDCに期待される機能と役割には、次の3つが掲げられています。

1.現金と並ぶ決済手段の導入、2.民間決済サービスのサポート、3.デジタル社会にふさわしい決済システムの構築、となっています。

https://www.boj.or.jp/announcements/release_2020/data/rel201009e2.pdf

現段階は、導入された直後は現金と同時に決済手段として利用できるので、これは好きな方を選ぶことができるのですね。

そして、民間決済サービスのサポートと書かれているのは、結局利用者視点に立った場合の決済がスムーズに行かないと現金並みの利用率には近付かないでしょう。

更にデジタル社会にふさわしい決済システム構築というのは、内閣府にある様なムーンショット目標を見る限り、2050年向けたデジタル社会では、おそらくですが、完全にデジタル通貨が一般化していることでしょう。

https://www8.cao.go.jp/cstp/moonshot/sub1.html

ムーンショット目標については現在執筆中ですので、今度またきっちりとレポート致します。

現時点ですら、一般的な決済手段としてはクレジット決済の方が多くなりつつありますので、この流れは必然だと思われます。

以上、レスポンスの方を大切にしましたので、簡単ではありましたがCBDCについてレポート致しました。ありがとうございました。

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