サーフィンを黒人の子供に教えるプロジェクトから見える背景

 カナダ東部の大西洋に面するノバスコシア州では、サーフィンが盛んにもかかわらず、サーフィンをしているアフリカ系のノバスコシア人がほとんどいません。
North Preston Surf プログラムは、この状況を変えようとしています。
このプログラムに参加している学生のほとんどは、カナダ最古の黒人コミュニティのひとつであるノース・プレストン出身。
 ここに住む10代の黒人が、何を感じて生きているのか、今の現状も変えようとしている活動なのです。
2019年には、80人以上がこのプログラムに登録。
2020年は、コロナ感染拡大防止の為の制限のために、少人数でのグループで行われました。

 このカナダに住むキャメロン・デイビスさん(15歳)が 、「My Teenage Life Being Black In Canada」 というビデオを制作し、話題になっています。
ビデオの中でキャメロンさん は、社会に変化を起こすことを願い、人種差別について人々を教育することの重要性を語っています。
 しかし、彼の努力にもかかわらず、そうした固定観念はまだ残っているようです。
 キャメロンさんは、幼い頃から両親に、礼儀正しく明瞭であることを教えられました。
それは、黒人であることに伴う「否定的な固定観念」を最小限にするため。
キャメロンさんにとって黒人であるということは、彼がどのように行動し、他の人にどう見られているかを常に考えなければならないということでした。
それは他の人々が、黒人をどのように見ているかということだけではなく、いかに強力な人々が人種差別をしていることを意味しています。

 彼は苦労しているにもかかわらず、将来についての考えは楽観的です。
「ポジティブな変化が起こる」と語っています。
彼は、自分のメッセージを共有することで、周りも同じ行動をしてくれることを期待しています。

参照:https://www.cbc.ca/kidsnews/post/watch-surf-program-aims-to-get-more-black-kids-on-boards-in-nova-scotia

View Comments

  • I may need your help. I've been doing research on gate io recently, and I've tried a lot of different things. Later, I read your article, and I think your way of writing has given me some innovative ideas, thank you very much.

Published by
CUBE MEDIA