Furrion Exo-Bionics社は、巨大なパワードスーツ Prosthesisを開発してきました。巨大パワードスーツと聞くと、映画やアニメの世界の話と思うかもしれませんが、もはや現実の話のようです。
今回公開されている動画では、実際に巨大パワードスーツを操縦する様子が紹介されています。
「Prosthesis」という名のパワードスーツは、このように車を持ち上げたり
消防車を牽引できる程のパワーを持っています。
大きさは高さ4.5メートル 、幅5.5メートル、総重量は4トンといった巨大なパワードスーツです。
開発者らは、10年をかけてこの巨大なパワードスーツを新規に開発してきました。
パワードスーツという通りパイロットが実際に乗って、自らの手と足を動かしてこの巨大なスーツを動かします。
自身の手を動かすことで、外側の2本の足を操作することができ。
自身の足を動かすことで、内側の2本の足を操作することができます。
コンピューターにより姿勢を制御しているわけではないので、操作をミスすると姿勢を乱してしまいますが
操作技術を習得することで、ぬかるみ道を歩行することや
茂みを走破することも可能になるようです。
開発者のJonathan Tippett氏は、このパワードスーツで競争するスポーツ競技
ロボットレース「X1 Mech Racing League」の開催を目指しているとのことです。
操縦訓練プログラムも開始しているようで、スケルトン競技者であるCassie Hawrysh氏は、3日間のトレーニングでProsthesisの操縦ができるようになったようです。
パワードスーツは、もはやSF映画だけの話ではないんですね!ロボットレース開催の日を楽しみに待ちましょう!
出典
Learning to pilot a real-life GIANT mech suit 🤖
https://www.youtube.com/watch?v=J6cbCoEM52s&feature=emb_title