フリーでオープンソースなソフトウェアであるBlenderを利用すると、映画のような3D CG映像を作成することが可能です。アメリカの映画監督・映像作家のIanHubert氏が自身のYoutubeチャンネルでBleanderの使い方を解説していますので、今回ご紹介します。
フリーソフトのBlenderを用いるとSF映画に登場するような3D CG映像を作成することが可能です。
今回公開されているチュートリアル動画では、グリーンスクリーンを利用した映像合成のコツについて解説されています。
Blenderでは、このようにGUIで操作することでCG映像を作成することが可能なようです。
例えば、グリーンスクリーンの前で俳優がこのようにお酒を飲む映像も
このように3DのCG映像に自然に合成することができます。
単純に俳優の映像を3Dの背景に重ねてしまうと、一見問題なく合成できているように見えますが、
奥行き方向に俳優が動いた際に背景の映像とうまくマッチせずに、空中に浮いてしまったりして不自然な合成になってしまいます。
自然に3D CG映像と合成するには、モーショントラッキング機能を活用することで、
俳優が左右や奥行き方向に移動したとしても、自然な合成が実現できるようです。
そのほか今回のチュートリアルでは、光源を設定して明るさや影の出来方をコントロールしたり
グリーンスクリーンの前で演技をする俳優の映像だけをきれいに切り取る方法などが紹介されています。
Blenderは、今回ご紹介した動画のようにインターネット上でたくさんのチュートリアルが公開されている無料のソフトウェアであるため、初心者でも調べながら使いやすいというメリットがあるようです。
3D CG映像の作成にご興味がある方は、一度試してみてはいかがでしょうか!
出典
Wild Tricks for Greenscreen in Blender
https://www.youtube.com/watch?v=RxD6H3ri8RI