「仕事がない」という悩みはよく聞きますが、逆に「人が来ない」という悩みも実は多いんです。
多くの企業は不景気な評判を嫌うため表にあまり出しませんが、実際の所人材難に悩んでいる企業は多くいます。
しかしこれまで世に出た求人には、300倍や700倍もの応募が殺到するような求人もありました。しかも給与は普通の価格です。
いったいどんな求人だったのでしょうか。
求人情報誌にはよく載っていますよね。「アットホームな職場です」と。
しかし韓国のとある中小企業はまったく逆のことを書きました。
まず募集要項には「家族のような雰囲気がとても嫌いな方」、「会社より家がもっと好きな方」という耳慣れない条件が書かれています。
また、男性育児休職を支援するとして、すでに1人が使っているとも話しました。 「クリスマスイブの12月24日と12月30日も有給で休めます」とし、「クリスマスを有給で安めば公務員より休日が多くなります!」という売り文句も添えました。
更に「有給消化時には、理由を書いた紙は”受け取らない”」更に「社内カップルが結婚するなら代表が100万円のご祝儀を渡す」等の特典も書き添えました。
(アットホームな職場が嫌いなのに社内結婚には特典…少し不思議ですね)
しかしこのような「職場は仕事だけするところ」といった姿勢を書いたことで、2人の枠に1530人が殺到。
700倍以上の競争率という記録的な数字に鳴ったそうです。
他にも、募集が殺到した求人をご紹介しましょう。
イタリアでは無給で働き手を探す求人広告に3000人以上の応募者が殺到しました。
報道によると、イタリアのある島の農場主はSNSを通じて働き手を募集したそうです。 果物と野菜を栽培する中で、雑務を処理する人が必要でした。
そして、「寝食を提供するだけで、給与は支給できません」と素直に書きましjた。
こんな無給求人広告に応募してくる人がいるんだろうか、と思いましたが、世界各地から応募者が3000人も殺到しました。
新型コロナウイルスにより、都心から逃れたかった人たちが志願したのです。
更に桁が違う「3万人」が殺到した求人もあります。
エーゲ海にある「シロス島」という島にて、住み込みで55匹もの猫の世話ができる人を動物愛護団体「God’s Little People Cat Rescue」が募集した所、3万人もの応募が殺到しました。
期間は最低6ヶ月間、1日あたり4時間のパートタイム。住宅・生活用品一式・光熱費は会社が負担 等、
金額的なものはさておいて、ねこ好きにはすばらしい仕事ですね。
その他「45歳以上」「責任感があり、信頼でき、正直であること」「猫の気持ちや修正をよく理解していること」といった条件がつきました。
ひょっとしたら仕事としてはかなりハードかもしれません。しかし猫が大好きな人なら…苦にならないでしょう。
英女王エリザベス2世のSNS管理者を募集するという求人広告が掲載され、話題を集めました。
年俸は約660~740万円で、週5日勤務です。
英国王室は公告を通じて「全世界の聴衆に国賓訪問、授賞式、婚約式など王室の行事を知らせ、持続的な関心を持ってもらう役割」とし「あなたが扱うコンテンツを目にする人は数百万人にのぼるでしょう」と説明しています。
王室の実生活を直接目にすることができるので、多くの志願者が集まっているそうです。
……かなり身元のしっかりした人でなければ危険な気がしますがいいのでしょうか。