韓国内にて、今年インフルエンザワクチンを打ってもらった後、死亡が報告された人が計83人まで増加しました。韓国保健当局はこれまで72人の死亡事例を調査しましたが、ワクチン接種と死亡との間の因果性は極めて低いと判断し、接種をそのまま行う方針です。
死亡者を年齢別に見ると、70代以上の高齢層が71人で、全体死亡者の85.5%を占めました。 60代は4人、60代未満は8人です。 死亡届けが出された日付を見ると、今月19日までが1人、19~25日59人、26~30日23人とのことですが、韓国では満70歳以上の高齢者を対象に無料接種を行っており、それが始まった10月第3週に集中したとのことです。
疾病庁によると、「接種後の異常反応として申告された死亡事例計83件のうち72件は、疫学調査および被害調査班審議の結果、死亡と予防接種との因果性は極めて低いと判断した」といいます。 残りの11件については、現在、保健当局と専門家による疫学調査が行われています。
日本では特に異常な死亡者数増加はみられていないとのこと
このような事態に際し、韓国では調査が進められていますが、日本においては特に異常な死者増加は報道されていません。
逆にこれらの報道が原因でインフルエンザワクチンの摂取を控えられた場合、多くの感染による死者が出てしまうことも予見されるため、不安を煽るような発言は危険です。
インフルエンザによる年間推定死亡者は年間1万人と推定されています。
しかし新型コロナウイルス拡大による手洗い意識の徹底により、2020年のインフルエンザ患者数は大きく減少することに成功しています。
9月の患者数はなんと例年の60分の1だったとのことです。
例年ではこれからインフルエンザのシーズんとなりますが、ひょっとしたら今年は記録的な少なさにすることができるかもしれません、ワクチンの摂取、および手洗いの徹底を行いましょう。
【福岡求人】メディアサイト運営アシスタント募集