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新進気鋭のアーティスト!King Gnuの魅力とは?メンバーや学生時代、影響を受けたアーティスト

King Gnuというアーティストを聞いたことがある人は多いのではないでしょうか。

さまざまな音楽番組やラジオ出演などもしている有名なバンドですね。

とはいえ、

  • King Gnuは一体どんなグループなのだろう
  • 有名な楽曲にはどんなものがある?

などといった疑問を持つ方もいるかもしれません。

そこでこの記事では、KingGnuのメンバーや音楽などについて掘り下げていきたいと思います。

King Gnuとは -「トーキョーミクスチャースタイル」

King Gnuは、「常田大希」「勢喜遊」「新井和輝」「井口理」の4人から構成されるバンドです。

クラシック・ジャズ・Jpopなど幅広いジャンルの音楽から影響を受け、それらの要素を独自の方法で盛り込んだ「トーキョーミクスチャースタイル」というジャンルを確立しました。

アーティスト名の名前の由来は「Gnu(ヌー)」という動物が春先にかけて巨大な群れを作る習性があることから、自分たちも世間の多くの人を巻き込んで群れになりたいという思いが込められています。

メンバーのプロフィールについては以下のとおりです。

常田大希(楽曲制作の天才)

King Gnuの楽曲制作などを担当しています。

チェロ・ギター・ピアノなど幅広い楽器を使いこなしていることから「天才」という声も挙がっています。

アーティストの名門である東京芸術大学に通っていましたが、社会と結ばれた音楽がしたいという理由から中退。

KingGnuのみならず音楽集団を複数作っており、YouTubeなどを通して自分の作品を発信し続けています。

勢喜遊(ドラムのファッションリーダー)

KingGnuのドラム担当。

サングラスや髪型など、奇抜なファッションでメンバーの中でも一際目立つ存在となっています。

難易度の高いリズムで、いつも楽曲に個性を出しています。

ギター担当の常田さんとバーで出会ったことがきっかけで、一緒に活動をしていくことになりました。

2019年に、三味線奏者の女性と結婚を発表しています。

KingGnuの中では唯一の既婚者となりました。

新井和輝(ベースの天才)

個性のあるメンバーをいつも優しく見守っていることから、ファンの間では「新井先生」と呼ばれています。

普段は穏やかな雰囲気ですが演奏になると真剣な顔つきへと変わり、とてもかっこいい方です。

新井さんは成績も優秀で、あの名門「明治大学」にも合格しています。

しかし、経済的な理由でお金がかからずに済むことから「東京経済大学」に入学しています。

井口理(実力派ボーカル)

KingGnuのボーカルを担当しています。

鋭さと美しさを兼ね備えた歌声を持ち、メンバーの常田さんからは「嫌われない歌声」というように評価されています。

メンバーの中ではいじられキャラ的な存在で、笑いを取ることも度々あります。

しかし、音楽になると実力は折り紙つき。

東京芸術大学の声楽科を出ているだけあり、難しい曲も歌いこなすことができる実力派シンガーです。

King Gnuの魅力について

KingGnuの魅力はなんといっても、その「個性」であるといえるでしょう。

現代のJpopはどことなくしんみりした、穏やかなトーンのものが多くあります。

筆者も音楽が好きでさまざまなアーティストを聴きますが、良くも悪くも曲調が似ていると感じることがあります。

KingGnuの音楽はJpopから大きく離れているわけではないのですが、珍しい楽器やリズムなどがあるため他とは一風変わった音楽のように感じます。

また曲の雰囲気もオシャレだったり、大人っぽさがあります。

聴いていると、どこか違う世界にいったような感覚を味わえることでしょう。

King Gnuが売れた理由

KingGnuはマーケティングの戦略としても、とても優秀であったといえます。

なぜなら今までの日本の音楽要素を残しつつ、新しい風を入れることで他のアーティストとの差別化に成功しているからです。

また、ストリーミングを意識した曲作りも積極的に行っています。

KingGnuの曲にはロック調・バラード調・おしゃれ系などさまざまなジャンルの音楽があります。

種類を増やすことで、ストリーミング視聴の際に数多くのジャンルで露出することができます。

認知度を高めることができるのです。

また、KingGnuの曲はイントロが短いものも多くあります。

これは初めて聴く曲でリスナーが離脱しないように、すぐに歌詞に入るという工夫がされているようです。

良い曲を作りながらも、アーティストの中にはメディアへの出演を嫌がる人もいます。

しかし、彼らはTVやラジオなどにも積極的に出演することで知名度を挙げているのです。

音楽だけでなく、メディアでのトークで本音をたくさん話す姿からも多くの方が親しみやすさを感じているのかもしれません。

King Gnuの学生時代

常田さんと井口さんは同じ中学校通っていました。(伊那市立東部中学校)

常田さんは合唱部に所属していて、井口さんは1つ後輩でした。

当時は特に仲がよかったわけではないようです。


また、ベースの新井さんは元々「NBAの選手」を目指していました。

スラムダンクが大好きだったので、バスケを始めたもののコーチがとても怖かったので辞めてしまいました。

後に友達とバンドをすることになり、たまたま空いていたのがベースでした。

それからベーシストとして活動をすることになったそうです。


勢喜さんは、小学校時代ダンススクールに通っていました。

皆の前でダンスを披露する機会もあったようで、本格的に取り組んでいました。

中学生になると、吹奏楽部でパーカッションを担当します。

この頃から、打楽器の面白さに気づき始めました。

King Gnu好きなアーティスト

KingGnuの音楽性に興味を持ち、ファンを公言している芸能人は数多くいます。

特に熱心である3名を挙げたいと思います。

スガシカオ

リスナーから世界観が似ているという指摘も受け、KingGnuの音楽に大きな感銘を受けた1人です。

Twitter上ではKingGnuを「クソカッコいい」とベタ褒めしており、売れてほしい思いを書いています。

今後は、2組のセッションも見てみたいですね。

家入レオ

家入さんはKingGnuの音楽について、「バランス感覚」を褒めています。

他とは違った奇抜さを出す一方で、大衆からも受け入れられるような工夫がされているということに驚いたようです。

「ああいった音楽が、日本の真ん中で鳴るようになってほしい」と言っており、KingGnuに対する思いを強く感じることができます。

米津玄師

KingGnuとの親交が深いアーティストです。

米津さんは常田さんに「日本で売れるにはサビを作らなければならない」というアドバイスをし、KingGnuブレイクの手助けをしました。

米津さん自身のTwitterでも、「KingGnuのPrayerXという曲が邦楽で一番好き」と公言しており好んで聴いていることがよくわかります。

おすすめの楽曲

これまで書いてきたように、KingGnuにはすばらしい曲が数多くあります。今回はその中から、5つを紹介したいと思います。

白日

1つ目は白日です。

「イノセンス冤罪弁護士」というドラマの主題歌になりました。

KingGnuを一躍有名にした曲で、日本中で大ブームを巻き起こしています。

また、高音と低音の切り替えが多く、Jpopの中でも難易度の高い曲とも言われています。

サビでは常田さんの低音と井口さんの高音がうまく混じり合い、深いハーモニーを聴くことができるでしょう。

Vinyl

大人っぽく、おしゃれにまとまっている一曲です。

KingGnuファンからの支持が熱い一曲となっています。

前身バンドであるSrv.Vinci時代の曲から少し歌詞を変えた状態でリリースしています。

現在よりも全員がシュッとした雰囲気で演奏しているため、また違ったKingGnuの姿を見ることができるでしょう。

中毒性のある不思議な曲です。

飛行艇

ANAのTVCMソングに使われた曲です。

聴いていると闘争心が湧き上がってきたり、気持ちが高ぶってくるのを感じることができます。

実際ラグビーW杯会場でも、ハーフタイムや試合の前後で流されたりしています。

PVではドローンの映像が繋がって流れていき、日常のありふれたシーンが流れていくのが分かります。

元気を出したい時には、聴きたい1曲でしょう。

Teenager Forever

スピーディーで爽快感のある曲です。

10代のような若々しさ・ちょっとした哀愁などが美しく表現されている曲です。

PVでは札束のお金を4人で分け合い、メンバーがそれぞれ自分のやりたいことにひたすら打ち込んでいる様子が描かれています。

誰にも邪魔されず、のびのびとやりたいことをする姿は見ていて気持ちがいいですね。

曲も短めなので、思わず何回も聴きたくなってしまいます。

どろん

映画「スマホを落としただけなのに 囚われの殺人鬼」の主題歌です。

ダークな雰囲気の中に、メンバーの魂の叫びが込められているように感じられます。

人生の不条理や苦しさなどを心のままに歌詞にしていて、多くの方が共感できるのではないでしょうか。

個人的には「大義名分のお通りだ この通り不条理まかり通り」という歌詞に今の社会情勢をすごく表しているように感じました。

まとめ

King Gnuは曲のバリエーションが多く、表現力の高いアーティストであると改めて感じます。

今後も、個性あふれる曲がたくさん聴けるのが楽しみです。

ぜひ、期待したいところですね。

Published by
CUBE MEDIA