コロナ

「コロナ禍はワクチンのおかげでもうじき終わる」アメリカ国立伝染病研究所所長が語る

アンソニー・ファウチ国立アレルギー·伝染病研究所所長は12日、「新型コロナウイルスによる一連の災厄は、ワクチンのおかげで長続きしないだろう」と述べました。

パウチ所長は昨日、英国のシンクタンク、チャタムハウスが主催した行事にオンラインで出席し、このように語っています。
「新型コロナウイルスは、長い期間流行することはないでしょう。私はワクチンが問題を解決すると考えています。我々がすべきことはただ持ちこたえ、引き続き予防措置を強化することです」

ただし、ファウチ所長は、「新型コロナウイルス」が簡単に撲滅されることはないとの見通しも立てています。
「私たちはこれを撲滅するとは信じていません。我々は常に、このウイルスを統制する必要があるでしょう。これはわれわれが注意すればすむ『風土病(endemic)』になるかもしれません」と付け加えました。

ファウチ所長は迅速に効果的なワクチンが開発されている状況について「技術分野で行われている非凡な科学的発展のおかげ」とし「したがって安全性や科学的厳正性で妥協はなかった」と強調しています。ファウチ所長はまた、昨日ABC放送とインタビューでも、「ワクチンが肯定的な波及効果をもたらすでしょう」と言って人々を安心させました。

最後にファウチ所長は、「コロナ19ワクチンが12月から配布されて接種され始め、来年1月、2月、3月になれば、ますます多くの人がワクチンを接種するだろう。我々がうまく持ちこたえて公衆保健措置を取れば、完全にコロナウイルスを統制下に置くことになると、私が約束します」と述べました。

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