11月17日、ソウルで90人もの新型コロナウイルス感染者が確認されました。
これは9月1日以降最も多い値となり、クラスターもいくつか確認されているようです。
その中でも「アパートの入居者が利用するサウナ」での感染が問題視されています。
韓国では、アパートの部屋にはシャワーしかないことも少なくありません。そのかわり銭湯やサウナがアパート共同で設置されていたり、街なかにたくさんある銭湯へ入ったりします。
韓国内で、アパートのサウナを利用した住民1人が、今月10日に初めて確定診断を受けました。その後、15日までに4名、16日に9名がさらに陽性と診断されました。
関連感染者は全部で14名です。
最初の感染者から家族へ、更に入居者から入居者の家族へと感染が広がりました。
ソウル市は「サウナの入場時に入居者カードで認証し、体温測定をするなどの管理が行われていたが、サウナが地下にあったため換気が難しいことが確認された」と説明しています。
続いて「銭湯とサウナは随時換気しなければならず、共同利用するところは表面消毒を徹底的に行わなければならない」とし「利用者は電子出入名簿やニュ出記録を必ず作成してください」と述べています。