韓国GM(ゼネラルモーターズ)の会社側と賃金·団体協約交渉をめぐって対立している韓国GM労組に対し、GM本社が「韓国を離れる可能性がある」と警告しました。
18日、ロイター通信によると、スティーブ·キーファー米GM首席副社長兼海外事業部門代表は「労組のストで1万7000台の車両生産に支障が生じ、生産支障は今週末までに2万台に達する」とし「新型コロナウイルス感染症(コロナ19)が拡散し、今年初めに損失した6万台まで加われば、韓国GMは今年利益を出せないだろう」と述べました。
キーファー副社長は「韓国GM労組は車両生産量を人質に取って財政的打撃を与えているため、今後韓国GMに新車など投資を難しくする。このような労組の行動は韓国を競争力のない国にしている」と強く批判しています。
続いて「今後数週間以内にこの問題が解決されなければ、長期的な影響があるだろう」と通告しました。
全国金属労働組合韓国GM支部は、中央争議対策委員会で17日から20日まで部分ストに突入すると発表しています。
韓国GMの前半組と後半組の労働者らは、同期間、4時間ずつのストを行い、先月23日に開始した残業や特別勤務拒否も続ける方針です。 労組幹部らは部分スト最終日の20日から徹夜の座り込みに突入する計画です。