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22年大河『鎌倉殿の13人』メインキャストを紹介!脚本は三谷幸喜が担当 主演は小栗旬 松平健や片岡愛之助、小池栄子なども出演

11月16日から20日にかけて、2022年大河ドラマ『鎌倉殿の13人』のメインキャストが紹介されました。
主演には小栗旬さん、その他メインキャストに松平健さんや片岡愛之助さん、小池栄子さんなどの豪華俳優陣が名を連ね、早くも話題作となっています。

しかし、今回は5日に分けてメインキャストが発表されたため、全員を把握できていない方も多いのではないでしょうか。やっぱり全員まとめて確認しておきたいですよね。

そこで、この記事では『鎌倉殿の13人』のメインキャスト全員をまとめて紹介します。
合わせて、物語のあらすじや「13人」とは誰かについても触れていきたいと思います。

22年大河は鎌倉幕府が舞台!三谷幸喜が描く『鎌倉殿の13人』とは

『鎌倉殿の13人』は2022年に放送を予定している大河ドラマ。主演は小栗旬さん、脚本は『新選組!』や『真田丸』の脚本を手掛けたことで知られる、三谷幸喜さんが担当します。

メインキャスト発表が異例の5日連続発表ということもあり、SNS上ではかなりの話題を呼びました。

物語の舞台となるのは鎌倉時代。1199年に源頼朝が亡くなった後の鎌倉幕府。
タイトルにもある「13人」とは、源頼朝亡き後の幕府を支えた13人の家臣たちのことで、頼朝の後を継いだ頼家の暴走を止めるために「十三人の合議制」という、幕府の指導集団を創り上げたことで知られています。

頼朝なき鎌倉幕府で、13人の家臣たちが何を行い、何が起こり、そしてどのようにして源氏の滅亡と北条義時の台頭へと向かうのか。今まで描かれてこなかった、時代の移り変わりをドラマで映像化します。

ちなみに、三谷幸喜さんいわく、鎌倉時代とは「僕の頭では想像もつかないようなドラマが実際に展開している」時代とのこと。前代未聞の、予測不能なエンターテイメント劇になること間違いなしです。

作品概要

平家隆盛の世、北条義時は伊豆の弱小豪族の次男坊に過ぎなかった。だが流罪人・源頼朝と姉・政子の結婚をきっかけに、運命の歯車は回り始める。

1180年、頼朝は関東武士団を結集し平家に反旗を翻した。北条一門はこの無謀な大博打ばくちに乗った。
頼朝第一の側近となった義時は決死の政治工作を行い、遂には平家一門を打ち破る。

幕府を開き将軍となった頼朝。だがその絶頂のとき、彼は謎の死を遂げた。偉大な父を超えようともがき苦しむ二代将軍・頼家。 “飾り” に徹して命をつなごうとする三代将軍・実朝。将軍の首は義時と御家人たちの間のパワーゲームの中で挿すげ替えられていく。

義時は、二人の将軍の叔父として懸命に幕府の舵かじを取る。源氏の正統が途絶えたとき、北条氏は幕府の頂点にいた。都では後鳥羽上皇が義時討伐の兵を挙げる。武家政権の命運を賭け、義時は最後の決戦に挑んだ

【放送予定】2022年1~12月
【制作統括】清水拓哉、尾崎裕和
【演出】吉田照幸、末永 創、保坂慶太、安藤大佑
【プロデューサー】長谷知記、大越大士、吉岡和彦、川口俊介

https://www6.nhk.or.jp/nhkpr/post/preview.html?i=26316

主演は小栗旬!松平健や片岡愛之助、小池栄子なども出演!

大河ドラマは、主演と同じくらいにほかのメインキャストも見どころ。自分の好きな歴史人物を誰が演じるのかは、とても気になるポイントです。

そこでここからは、メインキャストの紹介と合わせて、演じる人物の説明もお届けしたいと思います。
なお、作中では、「北条家」・「源氏」・「平家」・「坂東武士」・「幕府官僚」の5つの勢力が登場しますので、キャストも勢力別に解説していきます。

北条家

本作の主役・北条義時を擁する北条家は、源頼朝が挙兵した際に協力し、鎌倉幕府の立上げにも積極的に力を貸した勢力です。

源頼朝の挙兵に協力したのは、北条義時の父・時政。鎌倉幕府創立後においては、時政と義時の父子揃って幕府に尽力、頼朝の死後は父子ともに十三人の合議制に参加しています。

北条 義時|小栗 旬(主演)

本作の主人公・北条義時を演じるのはベテラン俳優の小栗旬さん。大河ドラマに出演するのは、これが8回目で、2018年の『西郷どん』以来となります。
大河ドラマの主演は初めてで、インタビューではその大役から覚悟と緊張を感じさせるコメントを残しています。

阿波局|宮澤 エマ

連続テレビ小説『おちょやん』に出演していることでも知られる宮澤エマさん。ミュージカルにも多く出演する、活躍の場が広い女優さんです。
阿波局(あわのつぼね)は、北条時政の娘で、源頼朝の妻・北条政子の異母姉妹にあたります。物語には、坂東武士の1人・梶原景時の進退や生死に関わるポジションとして関わります。

北条 時政|坂東彌十郎

坂東彌十郎さんは、重要無形文化財に認定された、日本を代表する歌舞伎役者。父は同じく歌舞伎役者である坂東好太郎さんです。北条時政は、主人公・北条義時の父。源頼朝が挙兵する際に協力したり、鎌倉幕府の創立に力を貸したりと、本作の舞台を創り上げた立役者と言えます。

また、頼朝の死後は義時と共に十三人の合議制に参画。世代を超えて活躍の場が多い人物です。

牧の方|宮沢りえ

北条義時の父・北条時政の妻である牧の方を演じるのは宮沢りえさん。じつに22年ぶりの大河出演ということで、発表後から大いに注目されています。
牧の方は「悪女」として知られる人物で、頼朝の愛妾である亀の前の屋敷打ちこわしのきっかけを作ったエピソードはあまりにも有名です。

また、3代将軍実朝の殺害にも関わっており、源氏の没落に関しても深いかかわりを持っています。

北条 宗時|片岡愛之助

北条時政の嫡男・宗時を演じるのは歌舞伎役者の片岡愛之助さん。義時の兄として、平家打倒の夢を弟と共有せんと尽力する熱い人物を演じます。

宗時を演じるにあたり、「自分の性格と真逆な役である」と考えているそう。
インタビューでは役に対する期待について語っていました。

北条 政子|小池 栄子

2005年の大河ドラマ『義経』から17年ぶりの大河出演となる小池栄子さん。源頼朝の妻であり、尼将軍の名でも知られる北条政子の大役を演じます。

ドラマに対する意気込みもかなり強い様子で、北条政子の魅力を演じたいとコメントしていました。

源氏

源氏は、鎌倉幕府の初代将軍である源頼朝を始め、2代将軍頼家や牛若丸の異名でも知られる、源義経など重要人物が多い陣営です。

鎌倉幕府の運営と御家人たちとの確執が、北条義時の台頭にどう関わってくるのかが見どころです。

源 頼朝|大泉洋

鎌倉幕府の初代将軍にして創始者・源頼朝を演じるのは大泉洋さん!
俳優として、コメディアンとして、タレントとして、幅広いジャンルで活躍する大泉さんが、本作では「要石」と言えるポジションで活躍します。

頼朝は、北条氏や坂東武士たちを率いて平家討伐を成し遂げ、鎌倉幕府を開いた偉大な存在。武勇に優れた頼朝を、大泉さんがどう演じてくれるのか、今から楽しみです。

源 義経|菅田 将暉

源頼朝の弟にして、牛若丸の幼名で知られる源義経を演じるのは菅田将暉さん!
知恵と武勇に優れた義経役にぴったりのキャスティングではないでしょうか。

大河ドラマに出演するのは、2017年の『おんな城主 直虎』以来2回目。頼朝との確執や、平家討伐の活躍など、見どころはかなり多そうですね。

源 頼家|金子大地

源頼朝亡き後の2代将軍・頼家を演じるのは、若干24歳で多くのドラマ出演経験を持つ金子大地さん。NHKで放送されたテレビドラマ『腐女子、うっかりゲイに告る。』では主演も務めています。

源頼家は、十三人の合議制が制定する原因を作った人物です。頼朝亡き後に頼家がどんな行動を起こすのか、時代の移り変わりはなぜ起こったのかに注目してください。

大姫|南 沙良

南沙良さんは、『nicola』専属モデルも務めたファッションモデル。2017年からは女優へも活躍の場を広げ、NHK系のテレビドラマでも多く出演しています。

演じる大姫は、源頼朝と北条政子の娘。幼き頃に源義高と婚姻するも、その後悲劇の恋愛劇を迎えてしまう、悲劇のヒロインです。

源 行家|杉本 哲太

源頼朝の挙兵を促したことで知られる源行家を演じるのは、大河ドラマの出演経験が豊富な杉本哲太さん。最近では『おんな城主直虎』や『いだてん~東京オリムピック噺』などに出演したことも記憶に新しいと思います。

行家は、挙兵を促した立場ではあるものの、頼朝の下で戦いはしませんでした。
弁が立つことで知られており、法皇に取り入ってポジションを確立する一面も見せています。

源 範頼|迫田孝也

源義経の異母兄弟にあたる源範頼を演じるのは、刑事ドラマやサスペンス物のキャリアが豊富な迫田孝也さん。
範頼は、義経と共に治承・寿永の乱で義仲・平氏の討伐を成功させた武勇を持ち、現在の愛知県東部にあたる三河国の守(かみ)を務めたことでも知られています。

平家

源氏との対立がよく語られる平家。本作では平家討伐後の物語を描くため、登場は序盤のみと考えられます。

平 清盛|松平 健

猛将・平清盛を演じるのは、暴れん坊将軍を始め、多くの時代劇で役を演じる松平健さん。

じつは、平清盛を演じるのはこれが2回目。1992年に放送されたTBS系ドラマ『平清盛』では、主演を演じたキャリアを持っています。過去の平清盛と今度の平清盛で、演技を見比べてみるのも面白そうですね。

平宗盛|小泉 孝太郎

平清盛の三男・平宗盛を演じるのはドラマ俳優として幅広く活躍をしている小泉孝太郎さん。メインキャストに名の上がっている平家は、平清盛と宗盛の2人だけなので、平家代表としての活躍が期待されます。

坂東武士

坂東武士とは、坂東(現在の関東地方一帯)で活躍した武士のこと。平家を筆頭に、藤原氏や比企氏、畠山氏などがこれにあたります。
本作では、頼朝の挙兵に加わり、平家を打倒するところから活躍の場が始まります。

畠山 重忠|中川 大志

鎌倉幕府の有力御家人であった畠山重忠を演じるのは、2019年に日本アカデミー賞新人俳優賞を受賞した、中川大志さん。まだ22歳という若さでありながら、ドラマや映画、テレビCMなど、幅広いジャンルで活躍しています。

ちなみに、大河ドラマはすでに4回目のキャスティング。第1回目は、2011年の『江〜姫たちの戦国〜』で、細川光千代役として登場しました。

比企 能員|佐藤 二郎

現在の埼玉県比企郡一体を拠点としていたとされる、比企氏の比企能員(ひきよしかず)を演じるのは、個性派俳優として名高い佐藤二郎さん。

比企一族は、若狭局(わかさのつぼね)が源頼家との間に子を儲けたことで一時は源氏との関係を深めるものの、頼家の家督相続を巡って北条氏と対立、比企能員の変を経て滅亡してしまうという、波乱の道をたどります。

三浦 義村|山本 耕史

相模国の武将であり、鎌倉幕府の有力御家人である三浦義村を演じるのは、2004年の大河ドラマ『新選組!』で土方歳三を演じた山本耕司さん。『新選組!』も、三谷幸喜さんの脚本でしたので、三谷幸喜さんとの縁も感じるキャスティングです。

三浦義村は、鎌倉幕府創立当初から活躍していた御家人の1人。合戦や討伐に度々参加し、駿河守を経て、幕府宿老として生涯を終えています。

梶原 景時|中村 獅童

石橋山の戦いで源頼朝を救った縁を持つ梶原景時を演じるのは、歌舞伎役者の中村獅童さん。中村獅童さんは、歌舞以外にもドラマ・映画の出演経験が多く、大河ドラマにも過去6回キャスティングされています。

梶原景時は頼朝が信頼を置く御家人の1人で、その力を頼朝のために尽くしたことで知られています。

安達 盛長|野添 義弘

源頼朝と古くからの縁を持つ安達盛長を演じるのは、殺陣師としても活躍している野際義弘さん。大河ドラマは、2018年から2020年まで3年連続で出演しており、大河俳優として活躍の場を広げています。

安達盛長は、源頼朝の乳母・比企尼の娘を妻とした縁から、頼朝に古くから仕えたことで知られています。鎌倉幕府創立後も関係が深く、頼朝とは個人的に合うことも多かったそうです。

和田 義盛|横田 栄司

鎌倉幕府の初代侍所別当(侍所を統括する地位)として活躍した和田義盛を演じるのは、舞台俳優として名高い横田栄司さん。2020年の大河ドラマ『麒麟がくる』では水野信元役で名演技を見せました。

平家討伐の治承・寿永の乱では、源範頼の軍奉行として活躍。範頼を演じる追田孝也さんとの共演が楽しみです。

土肥 実平|阿南 健治

現在の神奈川県湯河原町周辺を拠点に活躍していた土肥実平を演じるのは、ドラマ俳優として30年近いキャリアを持つ、阿南健治さん。三谷幸喜さんの作品に多く出演することで知られ、近藤勇を数多く演じることでも有名です。

土肥実平は、源頼朝の挙兵時からの関係で、源義仲討伐の際にも源義経の群に属したことで知られる、源氏とつながりが深い人物です。

伊東 祐親|辻萬長

現在の静岡県伊東市の豪族として知られる伊東祐親を演じるのは、大河ドラマに10回以上の出演経験を持つ辻萬長さん。

大河ドラマの初出演は、なんと1968年の『竜馬がゆく』になるので、大河ドラマとは40年以上の付き合いになります。

幕府官僚

鎌倉幕府創立後に重要ポストである官僚の地位が確立します。中でも、大江広元と三善康信は、頼朝と関係の深い2人です。

大江 広元|栗原英雄

大江広元は、鎌倉幕府の政所初代別当(政所を統括する地位)を務めた頼朝の側近。演じるのは、元劇団四季団員の栗原英雄さんです。

大江広元は元々朝廷に仕えていた官人でしたが、頼朝の側近になることで出世した人物です。成人してから涙を流したことが無いという逸話があり、冷静な人物として描かれることが多いです。

三善 康信|小林隆

三善康信は、源頼朝の乳母の妹を母に持つ人物。鎌倉幕府では問注所の責任者として、裁判事務をつかさどる重役を担っていました。三善康信を演じるのは、埼玉県川越市出身の小林隆さん。NHK系ドラマでは、大河ドラマに3回、連続テレビ小説に2回、そのほかにも15作品以上出演しています。

また舞台では、三谷幸喜さんの作品に常用されており、三谷さんと縁が深いことでも知られています。

今から予習しておきたい2つの「超」重要イベント

『鎌倉殿の13人』には多くの人物が登場しますが、その中でも特に重要なポジションにいるのが、源頼朝・源頼家・北条義時の3人です。

この物語は頼朝の死から始まり、後を継いだ頼家、並びに源氏の衰退、北条義時の台頭までを描いたもの。いわばこの3人は物語のキーストーン。始まりと終わりに関わる重要人物です。

そこでここからは、3人の重要人物に関わる「超」重要イベントを2つ紹介したいと思います。

源頼朝の死と頼家の暴走・十三人の合議制発足

物語の発端となるのが、鎌倉幕府の初代将軍・源頼朝の死です。
頼朝は、鎌倉を拠点に関東を制圧した武将で、北条時政や北条義時などと手を組み、打倒平家の兵を挙げたことでも知られています。

頼朝が健在だったころは鎌倉幕府も安定していましたが、死後、息子・頼家が後を継ぐと、独裁的な政治が顕著に。特に、今までの慣習を無視した行為が多く、これをよく思わなかった御家人たちも多かったそうです。

この流れが「十三人の合議制」制定の基となります。頼家の暴走に耐えかねた北条時政と北条政子は、頼家が訴訟親裁権を停止。それに代わって、13人の権力者による合議制を敷くこととなります。

源氏の滅亡と北条義時の台頭

源頼朝によって開かれた源氏の政権は、わずか3代でその時代を終えることとなります。

源氏は、頼朝が治めていたころこそよかったものの、2代目の頼家は暴走した政治を行ったため、将軍の職を奪われ幽閉・暗殺、3代目の実朝は、わずか12歳で頼家の後を継ぐこととなります。

しかし、幼すぎた頼家に政治能力は無く、実際に政治を行ったのは執権の北条氏が主でした。成長するとその実力を発揮するも、頼家の子・公暁により暗殺、源氏の時代は終わりを迎えます。

そして、このときの権力者であった北条義時が台頭。実質的な幕府の支配者となるのです。

2022年は「13人」に期待!「今までに無かった」大河となるか

「13人」という多くの人物に焦点を当てた、2022年大河ドラマ『鎌倉殿の13人』。源頼朝の死からスタートし、波乱の内政や数々の変を乗り越えて、北条義時の台頭までを描くという、今までなかったストーリー展開の作品です。

そして、同じく「今までなかった」、5日に分けてのキャスト発表。
主演の小栗旬さんをはじめ、大泉洋さんや菅田将暉さん、中村獅童さんなど、大注目の俳優さんたちが揃っています。

放送は2022年からということで、それまでの約1年、俳優さんたちの活躍を想像しながら楽しみに待ちましょう。

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20bet
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7 月 前

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