新型コロナウイルスのワクチンができるまで、あと少しです。
ファイザー社が現在進めている米食品医薬品局(FDA)の認可を受けたと仮定すると、「12月中旬までに推定640万回分のワクチンがアメリカの各州と地域に配布される」とオペレーション·ワープ·スピードの関係者は火曜日に記者団に語りました。
金曜日に、州当局は、最初の配布で何回分の投与を受けるべきか通知を受けました。そして、最初の投与で誰が優先されるかについては、州当局が独自に決定する予定です。
保健福祉長官のアレックス·アザール氏は、優先順位付けの勧告に取り組んでいると述べ、医療従事者、老人ホームに住む人々、その他の脆弱な人々が優先的に摂取すべきだ、と提案しました。
「(州知事が)ワクチンの接種者を決定します。 我々の勧告が彼らにとって重要な意味を持つことを期待しています」と、アザール氏は記者団に語りました。
アメリカ保険当局は、年末までに4000万回分のワクチン接種が可能になると予想しています。
なお、日本の場合はどうかといえば、日本政府は2021年6月までに、ファイザーから1億2000万回分(6000万人分)の供給を受けることで合意しています。
緊急使用許可を求めたのはファイザーだけですが、現在モデルナ社は、新型コロナウイルス19型ワクチンの有効性が94.5%であると発表しており、今後数週間以内に申請する予定です。