英国でファイザー製の新種コロナウイルスワクチンを、世界で初めて接種開始しました。 最初の接種者は90歳のおばあさんです。
BBC、APなどによると、マーガレット·キーナンさん(90)は現地時間で同日午前6時31分、英イングランド中部のコヴェントリー大学病院で新型コロナウイルスワクチンの接種を受けました。
来週91歳の誕生日を迎えるキーナンさんは「ワクチンを初めて接種する人になって本当に光栄だ」と述べ「私が願った最高の誕生日プレゼントです。 今年はほとんど一人で過ごしましたが、新年には家族や友人と時間を過ごせることを期待している」と語りました。
更に「90歳の私も接種できたから、あなたもできるはずです」と励ましています。
キーナンさんに注射をしたメイ·パーソンズさんは、「初めて患者に新型コロナウイルスワクチンを接種した看護婦」という栄光を得ました。 フィリピン出身のパーソンズさんは24年間、英国の国民健康サービス(NHS)で働いているとのことです。
パーソンズさんは「歴史的な日の一部になることができて嬉しい」と述べ「ここ数カ月はNHSで働く皆にとって大変な時間でしたが、今はトンネルの端に明かりがついたような感じ」と喜びを語っています。