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犬は残念ながら細かい言葉を理解していない…研究で明らかに

良く、犬を飼っている人と話していると「人間の言葉を理解できている」と自信を持って言われることがあります。

その点はある意味正しいのですが、厳密な意味では残念ながら当たっていないようです。
CNNが紹介した研究結果をご紹介します。
その研究によると「おおよその発音の違いはわかるが、似たような発音の音はまったく区別していない」とのことです

実験はこのようなものです。
よく知っている指示語「sit」、似た発音だがまったく意味のない言葉「sut」、意味もなければ発音も違う言葉「bep」これらのワードを発した時、犬の脳派がどのように異なるか検証しました。

その際「sit」と「bep」は明確に聞き分けたそうですが「sut」に対してはほぼ「sit」と同じ処理をしたそうです。

残念ながら、わんちゃんが処理できる言葉の数はそこまで多くありません。人間が発する言葉のうち、ごくごく少数を覚えられる程度のようです。

ただし耳が悪いわけではありません。人間と同じかそれ以上に耳は優秀です。
また、特別に訓練されていない犬であっても、それなりに「聞き覚えのある言葉」は覚えています。
例えそれが家族以外の知らない人間が発した言葉であっても、聞き覚えのある発音であれば「犬の脳はしっかりと活動した」と研究は述べています。

なので、残念ながら豊富な語彙で愛を伝えても、わんちゃんには伝わらないかもしれません。
しかし安心してください。「すき!」「かわいい!」といった言葉はちゃんと理解し、伝わっています。

参照:https://edition.cnn.com/2020/12/08/europe/dog-brain-activity-intl-scli-scn/index.html

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