昨日報道がありましたとおり、年末から11日にかけてGoToトラベルが停止されました。
「これでコロナ収まるかも?」「もっと早く停止するべきだ」という声が上がる一方、観光業界・飲食業界ではキャンセルが相次ぎ、経営にダメージが広がる可能性があります。
国土交通省より昨日明らかになった情報では、今回のGoTo停止期間中のキャンセル料を無料とし、ホテル等の事業者には旅行代金の35%が補償されるとのことです。
ホテル・観光業の利益率は10%~20%が標準ですが、補償を充てるのはどちらかというと施設維持費や人件費になるので、結構ギリギリです。
もちろん人件費の補償等の対策は別途あるので、これだけで賄うわけではありません。
しかしキャンセル手続きに伴う作業等を考えた際、やはり観光業界にはつらい日々が続くことも確かです。
万人が納得するような解決策は、残念ながらありません。
今回のGoToトラベル停止措置についても「よく決断した」という声もあれば「経済を死なせる気か」といった声や「キャンセル費用に税金を使うな」という声、「もっと早くやるべき」「突然言われても困る」「仕入れ業者には補償はないのか」といった点等、ありとあらゆる相反する意見が散見しています。
その中で最適解を見いださなければいけない状況。コロナ禍にまつわる混乱は今しばらく続きそうです。