中国のある訓練場で、訓練兵がうっかり手りゅう弾のピンを抜いた後、足元に落っことす…という事件が起きました。
危機一髪、教官がすぐさま事態に気づき、訓練兵をバンカーに放り投げたことで、大事故を防止できました。
新華社通信によれば、事態が起きたのは武装警察部隊の訓練場で、訓練兵が手りゅう弾を投げようとしていたところ、ピンを抜いた状態で手から落としてしまったとのことです。
訓練兵はすぐに「間違えた!」と叫んだそうです。 隣にいた教官の崔承亮(チェ·スンリャン)氏は直ちに訓練兵をつかみ、隣のバンカーの後ろへ訓練兵もろとも身を投げて、手りゅう弾の爆発から守りました。
もともと訓練用の手りゅう弾なので、火薬は少なくしてあったようですが……そのままなら無傷はすまなかったかもしれません。足の血管に大きな怪我を負った場合、最悪死に至ります。
動画を見るとチェさんは、訓練兵をバンカーに退避させた後、自分が覆いかぶさって訓練兵を守っています。
このリスクを背負った行為に、中国ネットユーザーからも「本当に賞賛に値する」と好評のようです。
二人はこの後念のため医療チェックを受けましたが、軍医は「二人の健康に異常がないことを確認した」とのことです。
参照:https://news.naver.com/main/read.nhn?mode=LSD&mid=shm&sid1=104&oid=119&aid=0002454556