仮想通貨

ビットコイン、ついに日本円でも過去最高値 「1,000万円超え説」に信ぴょう性も

本日、ビットコインがついに250万円を超え、2017年「バブル」と言われた時の最高値を更新しました。

ドル建てではしばらく前に最高値を更新していましたが、日本円での最高値を更新したのは本日になります。

バブル崩壊時「二度とこんな金額になることはないだろう…」と思われていた250万円 今日その記録を超えた(zaif)

時価総額47兆円 VISA超え

この値上がりにより、ビットコインの時価総額は「47兆円」となりました。あのクレジットカード等で有名なVISAの時価総額が約46兆円とのことなので、それをビットコインは超えたことになります。

このビットコインの金額、どこまで上がるのでしょうか。

過去に「ビットコインは1,000万円を超える」とか「5,000万円以上になる」という発言をすると笑われてきました。
2017年の高騰時には「もしや…」とも思われて気ましたが、その後のバブル崩壊でやはり信ぴょう性のない発言…と言われました。

しかし今回の高騰。これは大きな意味合いがあります。
一度バブル崩壊を乗り越えた、再度の値上がりだからです。

最初のバブルの際は「上がるかもしれない!」と思った一般人の方が買い込む、いわば「チューリップバブル」のような状況でした。

(チューリップバブル……1637年、オランダでチューリップの球根が高騰した事象。漁師や洗濯婦等も球根を買い求め、一時は年収の10倍以上にもなる球根が現れた。しかしバブルは崩壊し、通常の球根と同じぐらいの金額に落ち着いた)

しかし今回の高騰は、大手銀行や機関投資家等が買い求めた結果の高騰です。
「ビットコインは投資対象になりうる」と認められたことになります。
そしてそれは、古くから投資対象として優秀な地位を保ってきた「金」と同じ扱いを受けるという意味があります。

金の時価総額はいくつでしょうか?
約900兆円と言われています。
もしビットコインが今の数量で同じ時価総額まで達した場合、1BTCは4,500万円程度の金額になります。

あり得ないと思われますか?
しかし今年の3月、1BTCは50万円程度でした。それが今日は5倍の250万円を超えたのです。
それがあと2回、起きないと何故言えるでしょうか。(5倍を2回繰り返した場合、6,000万円を超えます)

……もちろん先のことはだれにもわかりません。
バブルの価格へ再度舞い戻ったのと同じように、再度の急落があるかもしれません。

しかし「データ上の暗号通貨」という、中央集権のない資産が、あらゆる国の国家予算を凌駕する金額になろうとしているのです。
実際にビットコインを保有するかはともかくとして、このドキドキの展開には目が離せないですね。

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CUBE MEDIA