中国大手IT企業アリババは、音楽ストリーミングアプリ「Xiami Music」アプリを終了する、と告知しました。
中国において最大の「音楽ストリーミング」アプリになることを目指して立ち上げられたプロジェクトは、これで終了することになります。
もともとアリババがxiamiを買収したのも、音楽業界へ手を広げたい、という野望からでした。
しかし、2015年、中国政府は音楽著作権侵害の取り締まりを開始し、「Ali Music」やその他多くのサービスがこれにより致命的な影響を受けました。
2020年、アリババの音楽サービスからは、著作権の問題等により200万曲もの楽曲が配信停止されたとのことです。
なお、若干きな臭い噂もささやかれています。
現在アリババグループは、会長の「ジャック・マー氏」が、何か月も公の場に姿を見せていないのです。
ジャック・マー氏の行方には数々のうわさがささやかれており、「軟禁された」「海外へ逃亡している」等、説が挙がっています。
また、アリババグループは、現在中国国内での「独占禁止法」により捜査を受けています。
特に金融系の子会社である「Ant Group」は、業務の全面的な見直しが求められているとのことで、もし金融関連での不正等が発覚した場合、アリババグループ自体の行く末も危うくなるかもしれません。
参照:https://techcrunch.com/2021/01/04/alibaba-discontinues-xiami/