(現地時間)1月7日、米国では1日で最多となる、4000人以上の新型コロナウイルスによる死者が出たとのことです。
正確には4110人の方がなくなり、2日連続で記録を更新しました。
カリフォルニア州ではICU(集中治療室)が埋まってしまい、どのように医療施設のスペースを確保するか、必死の検討が行われています。
また遺体安置所も不足してしまったため、88台の冷蔵トレーラーが配備されているとのことです。
まさしく大惨事と呼べるような災害です。
一方でワクチン接種も進められています。
同州には200万回分のワクチンがすでに届いており、50万回以上の投与が行われています。医療従事者より優先して投与が行われていますが、とにかく医療従事者自体も人手不足で多忙の状況です。
接種を行う人自体が足りないため、カリフォルニア州の消費者庁は「歯科医師」にもワクチン接種する資格を与えたとのことです。
また、ワクチン接種の数が予定よりも遅れている、と問題が指摘されています。
先ほど述べたように、摂取する人員の不足や、対象選別・接種手続きの複雑さによって効率が上がっていないのです。
ワクチンの認可が下りてようやく希望が見えてきた、と思いましたが、現実はまだまだ暗く、試練の時間がアメリカを襲っています。