本日(10日)、新潟県で大雪が降り、正午時点で198cmもの積雪が確認されました。同県上越市では35年ぶりの記録となり、大雪災害対策本部が設置されています。
また、6つの市で災害救助法が適用され、市が行った除雪作業等の費用は国や新潟県が支援するとのことです。
影響は各所に出ています。
北陸自動車道では、福井インターチェンジから金津インターチェンジの間で1000台が立往生。福井県より陸上自衛隊へ災害派遣要請が出され、午前9時頃から救援活動が行われているとのことです。
またけが人も出ています。
転倒や、雪かき中の転落等により、すでに76人がケガをしたとのことです。
福井県では80代の男性が除雪作業中に意識を失い死亡、おそらく雪下ろし中に3メートル下の用水路へ転落したものとみられています。
この大雪は明日(11日)朝にかけて続くものとみられており、すでに積もったものも含め、除雪が困難な積雪になる模様です。
北陸地方には、エリアメールにて緊急速報が出されました。
メッセージは「大雪により外出自粛」を要請するものでしたが、すでに上越市を初めてとして外出のできない人が多発しており、雪崩や停電、その他ライフラインの断絶が懸念されています。