今、外にでるためにはマスクの着用はほぼ必須となっていますが、しかしメガネを掛けている方にとって、マスクはなかなか困りもの。
この時期、大抵は自分の息でメガネが曇ってしまうからです。
鼻のワイヤーをいじってみたり、息を下に吐いてみたり…と対策しますが、大抵はうまくいきません。
そんなお困りのあなたに、今回7つの対応策をご紹介します。
朝、外出する前にメガネを石鹸水で洗いましょう。
こうすると不思議と眼鏡が曇らない、と研究されています。
なぜでしょうか。
石鹸水でメガネを洗浄すると、「表面張力」を低下させ、透明な薄い層がレンズの表面に残ります。
それにより曇りが防止されるのです。
洗った後、水気を取る場合は風で乾燥させるか、マイクロファイバークロスで乾かすのがおすすめです。
ただし、シャンプー・歯磨き粉・シェービングクリーム等を使用した場合、レンズが損傷するのでご注意ください。
強力な対策方法としては、「マスクの鼻の部分に両面テープを貼る」という手法もあります。
もし化粧の剥がれや、多少の肌荒れを気にしないなら、市販の両面テープでも構いませんし、
専用のノーズテープがAmazon等でも売られています。
ただし、人によってはかぶれたり、お化粧が剥がれたり…ということがあるかと思いますので、もし不安なら別の方法を試したほうがいいかもしれません。
マスクの上から息が漏れるのは、実のところマスクと顔のサイズが合っていないからなのですが、しかしそんなピッタリとしたマスクは手に入るのか…?といった問題もあります。
しかしマスクのオーダーメイドができることはご存知でしょうか。
例えば3Dスキャンを行い、縫製までその場で完結するカスタムオーダーマスクショップが渋谷にはあります。
顔にピッタリとしたマスクは、感染予防にも効果が高いはずです。
効果的な選択肢かもしれません。
なんだかんだ手っ取り早く、効果的なのが曇り止めです。
その用途で作られているので、効果も十分あります。
ただし曇り止めを利用する場合、かならずメガネ用を利用しましょう。
曇り止め製品には、メガネ用以外にもいろいろなものがあります。
鏡用・車用・ヘルメット用等です。
しかし、これらの曇り止めは一度使うと、しばらく効果が持続するほど強力な成分です。ときに肌のかぶれ等を引き起こすことがあります。
かならずメガネ用を使うことをおすすめします。
メガネも進化しています。
メガネメーカー各社が「くもらないメガネレンズ」を作ってくれています。
例えば眼鏡市場なら「くもり対策レンズ」、
JINSも「くもり止めレンズ」を出しています。
もし近々眼鏡の新調を考えておられるのであれば、各社が出している曇らないレンズに手を出してみてもいいでしょう。
通常のレンズ+数千円で、曇らなくすることが出来るようです。
個人の体験ですが、「マスクの鼻部分を折り込んで、息が上から出ないようにする」「口をすぼめて下に息を吐く」「眼鏡を前に突き出す」といった対策は、余り効果がありませんでした。
(とくに”下に息を吐く”というのは、感染予防効果も低減している気がします……)
なので、上で挙げたような効果の高い方法をとられるようおすすめします。