コロナで 儲かった業種 とは?
1. フード デリバリー業界
uber eatsを街なかで見かけることが増えた、 と思われるかもしれません。 実際、2020年4月~6月期決算では前年比100%増となったようです。 (ただし、本業のライド部門が壊滅的な打撃を受けたため、uber全体での業績は減収しました)
NETFLIX 米だけで1,500万ユーザー増加
皆が自宅にこもっていたため、 NETFLIX等のストリーミング業界は大きくシェアを伸ばしました。 特にNETFLIXは2020年第1四半期に米だけで有料ユーザーが1,500万人増加しました。 ただでさえ伸びている業界です。 今後も会員数を伸ばしていくでしょう。
2. ストリーミング 配信業界
ネットショップの需要急増
皆が買い物に行けなかったため、ネットショップの需要が大きく伸びました。 そしてそれに伴い、宅配業界も大きく需要が増しています。 ただし、急な需要増に処理が追いつかず、 一時依頼元に出荷数制限をかけたこともあったようです。
3.宅配業界
PC・会議ツール・椅子等
多くの企業がテレワークに踏み切りました。出勤がリスクになったこともありますし、今ならオフィスコスト削減ができる、と踏み切った会社もあるでしょう。 そのテレワーク増加に伴い、PC・椅子・そしてZOOM等の会議ツールは人気が出ました。ZOOMの株価は年初の7倍を記録しています。
4.テレワーク関連
"コロナ不況"を 生き残るには
ここ数ヶ月、コロナ禍の影響もだいぶ収まってはきました。 しかし「また同じように感染が拡大したら?」というリスクを、全ての企業が認識した以上、完全に以前と同じ経済体制を取り戻すことは、もはや不可能でしょう。 ただしコロナと共存することでうまくビジネスチャンスを掴む、そういったことは不可能ではありません。
キーワードは 「可処分時間」
たとえばNETFLIX、これは自宅にいる間の「可処分時間」を楽しむため、非常に優れたコンテンツを用意しています。 また「フードデリバリー」も作る時間を短縮して、美味しいものが待っているだけで届く、すばらしいサービスです。 このように「可処分時間」を有意義に過ごすためのツールは、コロナ禍によっていっきに伸びました。
NetflixだけでなくGAFAも 今「可処分時間」を 取り合っています コロナ後の経済は おそらくもっと競争が激しいものになるでしょう。 日本でもデジタル化がようやく本格的に進む中、 "可処分時間"を費やすのに 魅力的なプラットフォームやコンテンツが生まれないかと、期待されています。