CUBEオリジナルコラム経済・行政

withコロナ下でオウンドメディア発信が重要な訳

「2020年はコンテンツの時代」、去年からあらゆるチャンネルでそのように言われていました。
5Gのサービス開始や働き方改革等で空いた時間を、多くの人がコンテンツの消費に割くという見方からです。

実際の所蓋を開けてみると、その予想は当たったと言えます。少々当たりすぎたと言っても良いかもしれません。
コロナウイルスの蔓延により、多くの人が自宅で時間を過ごすようになり、コンテンツに対する需要が急激に高まってしまったのです。

「可処分所得の奪い合い」から「可処分時間の奪い合い」へのシフトは、本来5Gの普及とともに3~5年かけて進むはずだった変革でした。それをコロナウイルスが一気に加速させた形です。
多少揺り戻しはあるかもしれませんが、コロナ不況が長期化すると見られている今、進んでしまった工程はもとに戻らないでしょう。
華々しい流れで到来するはずだった「コンテンツ黄金時代」は、コロナウイルスによる閉そく感や不安と共に、半ば強制的に君臨させられてしまいました。

今人々に必要なのは「いい時間を過ごした」という体験

コロナウイルスで引き起こされている諸問題の中で、一つ議題に上がっているのが「人々の精神的ケア」です。
仕事後の時間や休日を、外で自分の好きなことをするのではなく、自宅で過ごすことを余儀なくされています。本やNETFLIXの需要は伸びていますが、多くの人が「満足感」を感じているとは言えない状況でしょう。
更に、ニュースやSNSを開いても明るい情報はあまりありません。最善の策はなんなのかという問を常時突きつけられ、人々は「コロナ疲れ」を強く感じ始めています。

今人々には「優良なコンテンツ」が必要です。それも不安喚起のコンテンツではなく、「いい時間を過ごした」と実感できるようなコンテンツです。

ECの需要拡大と小売業の衰退

更に企業側が情報発信するメリットについても触れておきましょう。
現在大きな影響を受けている業界に、小売業界があります。
生活必需品の取り扱いを行っている小売店は、売上を伸ばしましたが、アパレルやデパート等は大きく売上を落としています。
単純に外出を規制してるからというのもありますし、ネットショップと違い、以前に誰が触れたかわからない商品を手にとったり、購入したりすることに対する忌避感もあります。

この流れはしばらく継続することでしょう。コロナウイルスの収束にはまだまだ時間がかかりますし、多くの人の衛生感覚に変化がありました。

代わりに売上を大きく伸ばしたのがEコマースです。外出しなくても購入ができますし、何よりショッピングは娯楽の一つです。
これからの時代に適応したショップを作るとするならば、「可処分時間」を消費するに値するネットショップです。見るだけで購買者を楽しませ、時間を使ってでもいい商品を選びたいと思わせることが必要です。
例えば食品なら、その食品に会うシチュエーションや、どういったアレンジ方法があるのか、または素材に以下にこだわっているのか、エピソードを交えてコンテンツを作ることができます。写真をふんだんに使ってもいいですし、動画を埋め込んでもいいでしょう。

そういったオウンドメディアの発信を商品販売と同時に展開することが、おそらく今からの戦略になるかと思います。

時代の変化に対応しているか、試されているのは「今」

約10年前の東日本大震災でも、実体経済や消費者マインドに大きく変化がありました。一瞬の大惨事が多くの人の心に影響を与えたのです。

しかし今回はどうでしょうか。単純な影響範囲でいうと、全世界・長期間に渡る影響です。一部の被害ならば、周りの国・地域から支援がありました。しかし今回はすべての国が不景気に突入しています。
更に、震災や水害の場合、壊れたものを治すための特需がありました。今回それはありません。コロナウイルスは何かを壊すわけではないからです。

この行動が制限されて、世の中が自粛モードになっている中で、可能な限り経済を回していく必要があるのです。
それはお籠り需要だったり、衛生製品だったり、コンテンツ発信等が該当するのでしょう。
「時代の変化に適応する」というキャッチフレーズが叫ばれて何年も立ちましたが、まさに今、最も時代への適応能力が試されています。もし時代に適応して、多くの利益を上げることが出来るなら、その人は経済を活性化させたヒーローとも呼ばれるでしょう。そのぐらい今は大きな時代の転換点です。



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