フィンランドの通信メーカーNOKIAは、5Gテクノロジーとデジタル化により多くの投資をするため、当初2020年末迄にコストを7億ドル削減する目標を、5億ドルに引き下げることを発表しました。
昨年10月にNOKIAは「5Gへの投資を強化するため、2019・2020の経営見通しを下げる」旨をすでに発表していましたが、今回は更にそれを強化した形となります。
NOKIAは5Gにどう関わる?
NOKIAは主に5Gインフラ設備において、すでに確固たる地位を築いています。当初はHUAWEIがインフラ設備においてリードするかと思われたのですが、アメリカのHUAWEI排除宣言や、HUAWEI製品を使わないようにという警告を受けて、NOKIAを採用する通信事業者が多くなりました。
すでにAT&T、Korea Telecom、LG Uplus、T-mobile US、Sprint等がNOKIAの5Gインフラを使用しています。
日本でも、ドコモ、KDDI、ソフトバンク、楽天がノキアのパートナーとして5Gテストを行っています。