サロン・美容室の
WEBマーケティング実践方法

「WEBで集客する」といっても、何をすればいいの!?
「SNSの時代…と言われても、投稿するものがない」
「ホームページ、今のままでいいんだろうか?」
悩んでおられるあなたのために、サロン・美容室系のサイトを数多く制作したCUBEが、
超実践的なWEBマーケティング方法を纏めました!

1.まずはGoogleマイビジネスに登録!

googleマイビジネス

エステ・美容室に限らず、実店舗を開く以上Googleマイビジネスへの登録は最初に行うべきです。
Googleマイビジネスは、店舗等の情報をgoogleに登録するサービスですが、GoogleMAP等でクリニックを開いた時や、サロン名を検索した際に表示が行われます。

情報をしっかり記載しましょう

GoogleMAPで「美容室」と検索すると、近辺の美容室がたくさん表示されますが、もし写真が登録されてなければ、その美容室は選んでもらえません
すでに閉鎖した美容室かもしれないからです。
サロン名だけでなく、電話番号・ホームページのアドレス・そして写真はしっかりと掲載しましょう。

また、マップ上にも検索順位が存在します。
その最適化手法を、SEOならぬMEOといいます(MAP Engine Optimization)と言いますが、このマップ上の順位には、Googleマイビジネスで登録した情報量が大きく関係しています。
大量の情報を乗せることに時間を割く必要はありませんが、サロンを選ぶ上で重要な情報は必ず記載しましょう。

googleマイビジネス

どのぐらいの人が検索したかわかります。

Googleマイビジネスに登録すると、どのぐらいの人が検索やマップからサロンの情報を参照したかわかります。
どのようなワードで探されたか、何人が経路を調べたのか、何人が電話をしたのか。
これは運用する上で貴重なデータになります。Googleマイビジネスは情報収集の点でも有益です。

登録は無料。手間もそんなにかかりません。

登録にお金はかかりません。ただし、なりすまし等を防ぐためはがきでの認証、もしくは電話認証があります。
認証さえ終われば、Googleの画面から、いつでも情報を登録・編集することが可能です。
もし休診日や営業時間が変更になった場合は、きちんと変更を行ってください。

2.目立つところに営業日・営業時間・アクセスを!

次に整備するべきなのはホームページです。
ホームページの目立つ位置に、しっかり「営業日・営業時間・アクセス」を掲載しましょう。
営業日・営業時間は、わかりやすく表の形式で載せてください。テキストではわかりにくいです。
もし夜間営業を行っていたり、美容室で月曜日も営業しているなら、売りになります。しっかりアピールしましょう。

アクセスは必ずGoogleMapで 最寄り駅・バス停も載せましょう。

イラストで書かれた地図は、残念ながらかえって分かりづらいです。
ホームページを見ている以上、その人はスマートフォンを持っているということです。
GoogleMap以外を乗せるのは、もはや嫌がらせに近いかもしれません……

ただしGoogleMapには、バス停が乗っていないことがあります。最寄り駅も、「駅名 + 美容室」等で検索した人に向けて、あったほうがいいでしょう。

まずサロンに来る意思のある方を優先しましょう。しっかりと分かりやすい位置にこれらを表示してください。

3.予約ツールの導入

待ち時間の長さは大きなリスク

美容室・サロンを変更される理由で、最も多いのは「待ち時間の長さ」です。
お客さんが殺到して待ち時間が多くなると、顧客数の減少だけでなく、トラブルの誘発やスタッフのストレス(離職率の増加やミスの発生)を引き起こし、サロンにとっても大きな問題になります。
そこで是非、予約ツールを導入しましょう。

タイプはたくさんある。運用に合わせてチョイスを

予約ツールは、顧客管理と連携しているものもあれば、順番にチケットを割り振るだけのツールもあります。
ツールを入れたから、運用を大幅に変えないといけない…という訳ではありません。
サロンにあったツールを探してみてください。
サービスによっては、ホームページと連携して、現在の予約状況を表示できるものもあります。
CUBEでももちろんホームページとの連携が可能です。ご相談ください。

4.サーチサイトへの無料登録

サロン・美容室には、地域や特色等でそれぞれをまとめたサーチサイトがあります。
夜間営業や、特殊な施術を希望される方にとっては、有用なツールです。
サイトによっては、掲載を無料で行うことができます。特に何もしていなくても、住所だけは載っている…という場合も多いです。
有料掲載は、どの程度来ているかを見てからでもいいと思いますが、無料でできる範囲のものは記入しておきましょう。

5.ホームページはターゲットを明確に!

いよいよホームページの内容についてですが、
掲載する内容・構成を考える際、ペルソナ設定を行う必要があります。

ペルソナとは?

ホームページのターゲットを、個人像を描けるまで設定し、ユーザーモデルを突き詰めます。
ペルソナを設定することにより、個人の細かいニーズを汲み取り、有効な施策を行うことができます。
※設定したペルソナから外れた人以外には訴求力が無いのでは?と心配されるかもしれませんが、万人向けのサービスは誰向けでもありません。
更に、特定の一人に向けたサービスは、そのペルソナに共感を抱かせることで、高い訴求力を生み出します。

ペルソナ設定で決める物

  • 年齢
  • 性別
  • 職業
  • 家族構成(恋人の有無)
  • 収入
  • 趣味・日課
  • ITにどの程度詳しいか
  • 所持しているデバイス
  • 体質
  • 髪質
  • 肌質
  • 気にしている部分

ここまでの情報は必要ないのでは…?というぐらいまで決めてください。
なにかサービスを検討する際、その設定が生きてきます。

6.設備は写真付きでしっかり掲載!

売りにしている機器・商品・サービスがありますか?
型番・商品名・写真全て必ず掲載しましょう!

施術機器について意外と調べる人は多い

「一般の人に機器の話等わからないのでは…?」と思われるかもしれませんが、
今ではよくも悪くも、ネットでたくさんの情報が手に入る時代です。
自分が施術される機器・商品にどのようなメリットがあるのか、調べる人は多くいます。
そしてホームページこそ、そういった「調べる人」を取り入れるのが得意です。

また、機器・商品を掲載することにより、すでに施術を受けている方も安心を与えることができます。
これは大きなメリットです。

7.専門的な内容の掲載は、慎重に!でもやったほうがいいです!

サイトコンテンツについて、アドバイスする際、「なるだけ役に立つ上を、わかりやすく!大量に!」とアドバイスするのですが、
エステサロンの専門知識等には少し注意が必要です。

Googleは「YMYL」に関しては信頼性を特に重要視している。

「YMYL」とは「Your Money or Your Life」の略で、「健康・幸福・経済的安定・安全」を主に指しています。
これらに該当する記事については、以下の点が明確でなければいけません。

  • 記述した人物がはっきりしているか。資格をもった人間か
  • 問い合わせ等の経路は用意されているか
  • 専門的内容にふさわしい信頼性を、ウェブサイト全体が備えているか
  • 情報は古くないか、定期的にアップデートされているか
  • デザインは閲覧者に優しいものか

例えば「○○という物質がお肌をツヤヤカにします!」と書いた場合、それを裏付ける資料等も同時に引用する必要があります。
ハードルが高く感じるかもしれませんが、逆にこれらのハードルは他から抜きん出るチャンスです。
以上の点に気をつけて、コンテンツを拡充していきましょう!

8.BLOGやSNSで温かみをアピール

10年前まで、WEBで必要なのはとにかく情報でした。
もちろん今でも情報は有用ですし、大きな力ですが、SNS時代になって少し事情は変わってきます。
それまでAIDMA【存在を知り(Attention)、興味をもち(Interest)、欲し(Desire)、記憶し(Memory)、行動する(Action)】というプロセスが多くの人の行動原理でした。
しかしSNS時代ではSIPS【共感し(Sympathize)、確認し(Identify)、参加し(Participate)、共有する(Share&Spread)】という流れで、多くの消費者が行動しています。

「ファンを獲得」することは何よりも強い

ファンを獲得することはとても強いです。
なぜなら、何をするにしてもまずファンが広めてくれるから。 何もアイドルになったり、政治家のような発言をしなければいけない訳ではありません。
人となりをBLOGで書く、SNSで話題を作る。そういった1つ1つの努力が、ファンを生み出していきます。
1万人が通う情報サイトを作るのは、とても時間と労力とお金がいりますが、1万人が読むブログや1万人のフォロワーを持つSNSアカウントはたくさんあります。
今から行うなら、こういった「ファンを作る」行動を意識するべきです。

その他にも、ご提案できる施策が
いくつもございます。

CUBEでは、サロン・美容室サイトを数多く制作してきた経験から、いろいろな効果ある施策をご提案できます。
まずはお問い合わせいただき、現在の問題点、達成したい目標等をお話ください。
担当者がヒアリングさせていただきます。

お問い合わせページ