自宅勤務やテレワークで効率を上げる方法

 

例のウイルス(そろそろ名前を聞くのも嫌になってきた)が流行ってから、あらゆる企業でテレワークが導入され始めています。

なお、テレワークとは英語の「tele(離れた場所)」と「work(働く)」を合わせた造語なので、自宅意外でもテレワークとは言うのですが、今はもっぱら自宅勤務のことをテレワークと読んでいることが多いですね。
(本来の意味のテレワークはノマドと呼ばれることが多かったり?)

しかし自宅勤務は、これまであまり日本に浸透していませんでした。
結果よりも形式を重んじる気風だったり、狭い国土のため移動したほうが効率が良かったり等、色々理由はあるかと思いますが、
ひとまずテレワークに慣れていないことは確かです。

なので、海外の先輩方がどのように述べているのかリサーチし、自宅勤務のコツをまとめてみました。

 

1.残業するより早起きしよう

自宅で勤務!ギリギリまで寝られる!と思うかもしれませんが、そこはぐっとこらえてちゃんと起きましょう。
普段は起床して、身支度を整え、出勤している間にエンジンが掛かっていくのでしょうが、在宅勤務にそれは期待できません。
とにかくさっさとタスクの1つ目に取り掛かることが大事です。

そして自宅勤務での残業はダレます。
デスクで夕飯まで取り出したら、いつまでも仕事が終わらないでしょう。
さっさと仕事に取り掛かり、時間までにきっちりと終わらせることが、在宅ワークの鍵です。

 

2.ちゃんと着替える。

朝の支度についてもう一つ。
パジャマのままパソコンの前に座ることももちろん可能ですが、効率を上げるためにはきちんと着替えましょう。
着替えることで、明確に頭のスイッチを切り替えることができます。
パジャマのままでは、最悪の場合、仕事の合間に寝転ぶ誘惑にかられてしまうでしょう。

そして何より、顔を洗い、歯を磨き髪を整え、しっかり着替えることで、いつビデオチャットが飛んできてもスムーズに応答できます。

 

3.仕事の区画を分ける

まるで受験生のようだ、と思うかもしれませんが、仕事をする区画から気を散らす者をどけましょう。
もちろんあなたは同僚が見ていなくても、仕事をきちんとこなす人間だとは思いますが、視界に気を散らす物があるだけで人間の集中力は半減します。

例えば脱ぎ散らかした服が落ちているだけで、いつそれを洗濯機に持っていくべきか、頭にちらつき続けるのではないでしょうか。

残念ながらあなたの部屋はオフィス程仕事に最適化されていません。仕事に入る前に、環境づくりはきちんと行いましょう。

 

4.たまには外に出る。

コロナウイルスが蔓延してるのに外に出るのは!と思うかもしれませんが、
気をつけるべきことを気をつければ、リスクはさほど変わりません。

人混みを避ける・体を冷やさない・外出中は目や鼻、口を触らない、帰宅したらしっかり20秒間手を洗う、等です。

ずっと自宅で座りっぱなしでは、別の健康リスクが高まります。
椅子に座り続けることは、喫煙より健康に悪いことはご存知でしたか?

しっかり時間を決めて休息を取りましょう。
そしてたまには立ち上がり、外の空気を吸いましょう。健康のためです。

 

5.音楽は作業に合わせる

好きな音楽を掛けられるのは、自宅勤務の特権です。
しかし、作業と音楽にはそれぞれ相性があります。

もし特に頭を使わないルーチンワークなら、自分の好きなアップテンポの音楽を掛けることで、作業を早く終わらせることができるでしょう。

しかし歌詞が染み入る音楽を、頭を使う仕事で流すならどうでしょうか。
考えている間も、あなたの頭は裏側で歌詞をしっかり聞き取っています。

おすすめはゲームのサウンドトラックです。なぜならゲームそのものに集中できるようそれらは作られているからです。
もちろんBGMもうるさく感じ始めたら、さっさと無音にしてしまいましょう。在宅ワークならそれもあなたの自由です。

 

 

列挙してみると、本当に受験生に対する親のアドバイスのようになってきました。

しかし、自宅で効率的に作業を行うことは、まんま受験勉強と同じようなことです。

そして受験勉強は合否発表まで報われるかわかりませんが、仕事は行った分だけきちんと報われます。

ネガティブな理由から始まった自宅勤務かもしれませんが、モチベーションは高く保っていきましょう。