マスクの着用を拒否した人 罰として埋葬の仕事を強要される
withコロナにより、マスク着用やソーシャルディスタンスなど、世界中で新しいルールが決められました。日本ではこれらのルールは「お願い」とされていますが、各国では重い刑罰が処せられることもあるようです。
インドネシアではマスク着用を拒否した罰として、8人が公営墓地において死者の埋葬を強要されました。
墓地のある地区の地区長は、「埋葬を行っている人は現在3名しか居らず、違反者にこの仕事を行わせることには賛成だ」と述べています。また、「これがさらなる違反行為への抑止力となることを願っている」とも語っています。
コロナウイルスの犠牲者が埋葬されているジャカルタの2つの墓地のうちの1つで働くナディ・ビン・エジ氏は、コロナウイルス発生以来、およそ2,600人がこの墓地に埋葬されていると述べています。
ナディ・ビン・エジ氏は、毎朝7時から真夜中まで、コロナウイルス犠牲者を含む死者の埋葬の仕事をしており、周囲の人は彼自信がコロナウイルスを蔓延させるのではないかと心配しています。
実際の感染経路は定かではありませんが、この地区ではこの刑罰を開始してから感染者が急増しています。インドネシア全体では、21,5000人以上の感染の疑いがある者がおり、地元の人々は、拡散を封じ込めようとする厳しい措置の下にいます。
世界中でおきている、コロナに乗じた抑圧
デリーから到着したインド人移民労働者は、消毒のために漂白剤を吹きかけられ、道路脇にうずくまる姿が目撃されています。
パンジャブ州では、検疫規則違反で告発された人々はうずくまりながら、「私たちは社会から敵と見なされている。家でも落ち着いていられない」と叫んでいたそうです。
イギリスでは、プリティ・パテル内務大臣が、政府が6つの法律の新しいルールを破った者には厳しい姿勢を取ると警告しました。
プリティ・パテル内務大臣は、「隣人が通りの向こう側から別の家族におしゃべりをすること」もコロナウイルスの規則違反であるとし、それらの行為を発見した場合、通報するように促しました。
また彼女は、「コロナウイルス感染者は増加しています。6つの法律の新しいルールは、あなたが誠実であり、周囲の人々を危険に晒していないかを確認するためのものです」とも述べています。
参照:https://www.dailystar.co.uk/news/latest-news/people-forced-dig-graves-brutal-22685387
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