先程報道があり、政府は新型コロナウイルスの再拡大をうけ、観光支援事業「GoToトラベル」を今月28日~来年1月11日まで停止するとのことです。
また、感染の急激な拡大が見られる東京都と名古屋市については、全国一斉停止に先行して一時停止が予定されています。
ただし11日には復活するとのことなので、感染拡大に応じた自粛、というよりは混雑しすぎないように、といった面が大きいのかもしれません。
旅行肯定派・否定派 分かれる世論
このGoToトラベル、コロナ再拡大の原因!とも言われれば、逆に「エビデンスがない」と意見が分かれる問題でもありました。
GoToトラベル肯定派としては、(欧州に比べると)比較的死者の少ない日本で、観光業界や経済を犠牲にしてでも自粛するべきなのか、と疑問を呈していますし、
否定派としては、感染が拡大し、なおかつワクチンの希望が見えている今、わざわざリスクを背負ってGoToトラベルを行うべきなのか、といった意見が出ています。
そんな中政府が決めたのは、「年末~11日」までのGoToトラベル停止措置でした。
全国でほとんどの人が休みになる年末年始、たしかにGoToトラベルを行った場合、観光地でものすごい混雑が起こり得るかもしれません。
また年末帰省にGoToトラベルを使われた場合、「観光産業の経済を回す」といった効力が半減してしまう可能性もあります。
正直この問題は「正解」を出そうにも「正解の定義」ですれ違ってしまう問題です。
「withコロナ」下での「年末年始」。
何が正解であれ、これが最後になることを願います。