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国際薬膳師が勧める効果の高い健康茶&ハーブティー5選!【リラックスしたい時におすすめ】

ホッと一息付きたい時に、あなたはどんな飲み物を選ぶことが多いですが?もちろんコーヒーや紅茶などもおいしく私も飲みますが、一日に何杯も飲むと飽きてしまうこともあるかもしれません。
また夜眠る前や妊娠中・授乳中、美容や健康維持などの理由で、カフェインを控えている方も最近増えているようです。でも「ノンカフェインの飲み物にはどんなものがある?」「麦茶しか知らない!」という方も多いかもしれません。
そこで今回は、リラックスしたい時におすすめの、ノンカフェインの健康茶・ハーブティーを5つご紹介します!

健康茶やハーブティーは香りが良いものが多く、仕事や家事の合間に飲むのはもちろん、眠る前やヨガや趣味の時間を一緒に過ごすお供としてもぴったりです。
また、ノンカフェインなので子どもからお年寄りまで幅広い年代の人たちと一緒に楽しめるのも魅力的ですね。健康茶やハーブティーは使用する素材によって「気分をリフレッシュ」「身体を温めて巡りを良くする」などの効能が期待されるものもあり、美と健康を気遣う方には嬉しい点です。
ご紹介する商品を参考にしながら、ぜひお気に入りのものを見つけてみてください!

1位 みんなの黒豆茶(小川生薬)


みんなの黒豆茶 ティーバッグ 8g×30袋

国産の黒豆は、生産自給率6%とも言われる大変貴重な食材。この黒豆茶には、そのなかでも食用として昔からよく使われてきた、北海道の十勝の「光黒大豆」という品種を使用しています。私はしっかりと煮出して飲むのが好きですが、簡単に作りたい時や夏場などは水に浸すだけの「水出し」で手軽に楽しむこともできます。ティーパックに入っているので茶こしなどで濾したりする手間が不要で、取扱いがしやすいのも嬉しいポイントです。

黒豆の主な栄養としては、タンパク質やカルシウム、カリウム、鉄分、食物繊維などがあります。薬膳の考え方では「黒豆は腎を補う食材」と言われ、美容やアンチエイジングなどに古くからよく使われてきました。このように黒豆は豊富な栄養を含む食材であることは多方面で言われていますが、実際に調理しようとすると、乾燥した豆を水で戻して、コトコトと煮るという気長な作業が必要になります。そのため、「黒豆の栄養を継続して摂取しよう」と思い立っても途中で断念してしまうことも少なくありません。

そんな時におすすめなのが「お茶にして飲む」という方法です。黒豆茶は手作りすることもでき、私自身も黒豆を香ばしく煎ってから煮出すという方法で作ることがあります。でも手作りの場合は、豆の品質や種類、煎り方、煮出し方などによって味が安定しなかったり、「黒豆茶をすぐに飲みたい」という時には対応できなかったりします。

こうした自身の経験から「おいしい黒豆茶の市販品を見つけたい!」と思っていた時に、いろいろな製品を試して辿り着いたのが「小川生薬 みんなの黒豆茶」でした。実際に数種類を飲み比べてみるとよく分かりますが、こちらの黒豆茶は黒豆の香りや風味がより濃く抽出でき、黒豆が好きな方にぴったりの一品です。

ちなみに、この黒豆茶はそのまま飲むだけでなく、番茶やルイボスティー、麦茶などとブレンドして飲むのもよく合います。また、煮出した黒豆茶に黒砂糖を加えたものゼラチンや寒天などで固めた「黒豆ゼリー」なども、簡単に作れて子どもにも好評です。他のお茶とのブレンドやおやつづくりにも役立つので、常備しておくととても助かります。

小川生薬は1925年に創業した歴史ある会社で、ホームページには「敷居の高い漢方や生薬の世界をもっと身近で、気軽なものとして提案します」と掲げています。素材が持つ成分や栄養を生かしながらお茶などにおいしく加工するには、高い専門技術を必要とします。こうした技術を持ち合わせているのも、漢方や生薬に長年向き合ってきた老舗の会社ならではと言えそうです。

また、小川生薬では東日本大震災以降、200項目の残留農薬検査に加えて、放射能検査を実施しているそうです。厳選した素材を使用するなど「安心できる」というのも、多くの方の支持されている理由のひとつです。

小川生薬では健康茶のラインナップも豊富です(詳しくは会社ホームページをご覧ください。黒豆茶の他には「徳島産よもぎ茶」や「徳島産スギナ茶」、「北海道産あずき茶」なども私のお気に入りで、いずれもティーパックに入っている使いやすいタイプです。国産材料を使うことを基本方針としているため、徳島産よもぎや徳島産スギナを100%使用しています。他社のものに比べて苦味や雑味が少なくて飲みやすく、豊かな自然が育んだ薬草のパワーをしっかりと味わえます。あずき茶も黒豆茶と同様に、素材本来の香りや風味が手軽にしっかりと抽出できます。

最後のまとめとして、小川生薬の黒豆茶は「おいしい黒豆茶が飲みたい」「黒豆の栄養を手軽に摂取したい」という方にはとてもおすすめです。ブレンドしたりおやつづくりに活用したりもできますので、慣れてきたら自分の好みの味にアレンジして楽しんでみるのもいいですね。

2位 チャイ・ルイボス(ヨギティー)


yogi ヨギティー ハーブティー チャイルイボス 16P

ヨガ愛好者の間ではおなじみの「ヨギティー」シリーズ。インターネット通販などでも購入できますが、自然食品店や輸入食材店などでもよく見かけます。目的や香り、スパイスの組み合わせなどにより50種類以上のブレンドがあります。私自身もいろいろな種類を試してみましたが、そのなかでも一番のおすすめは「チャイ・ルイボス」です。

名前の通りインドのスパイスティー「チャイ」と女性に人気の高い「ルイボスティー」を組み合わせたお茶で、美や健康に意識の高い方であれば、パッケージを見るだけでも「おいしそう!」と思うはず(笑)。ヨギティーのなかには、紅茶や緑茶がベースとなっておりカフェインが含まれるものもありますが、こちらはノンカフェインです。

チャイ・ルイボスに使用されている素材は、ルイボスリーフ、カルダモン、シナモン、ジンジャー、クローブ、ステビアリーフです(いずれもオーガニック素材を使用)。個人的にはシナモンの香りがよく感じられ、これを飲んでいると身体がポカポカと温まります。豆乳や牛乳などを加えて「ラテ」のような感覚で楽しむのもよく合います。お湯を注いで待つだけで飲めるという手軽さも魅力で、保温機能のあるマグなどに用意しておけば外出時も気軽に楽しむことができます。

ちなみに、ヨギティーにはスパイスを使ったお茶も数多くあります。例えば、ヨガ愛好者には定番とも言われる「オリジナル ヨギティー」は、シナモン、ジンジャー、カルダモン、クローブ、ブラックペッパーが含まれ、使用されているスパイスだけを見るとチャイ・ルイボスともよく似ています。でも実際に飲んでみると、スパイスの香りがやや強くスパイスが好きな方にはぴったりのブレンドですが、個人的にはスパイス初心者の方にはチャイ・ルイボスのほうが飲みやすいと思います。

最後に、ヨギティーのもうひとつの楽しみ方をご紹介しますね。それは、ティーパックのタグ部分に書いてあるメッセージを読むことです。小さなタグに「心の平和は少しずつやってきます」など、素敵な言葉が綴られています。ヨギティーはインドの伝統医学「アーユルヴェーダ」の教えに基づくものとされ、ヨガの教えを伝える師匠が弟子たちにお茶をふるまったのが、その始まりとも言われています。心と身体をじんわりと満たしてくれる独特の味わいやティーパックに添えられた一言も、ヨガの教えと全てつながっているのかもしれません。ヨガのお供にはもちろん、心と身体を開放してリラックスしたい時にもぴったりの一杯です。

3位 タンポポコーヒー(生活の木)


生活の木 たんぽぽ・インスタント ストレート 100g

水やお湯に溶かすだけで飲めるインスタントタイプのタンポポコーヒーです。市販のタンポポコーヒーのなかには中国産の原料を使ったものも多くありますが、こちらはポーランド産のたんぽぽの根を使用しています。温めた豆乳や牛乳を加えて「カフェオレ」のような感覚で飲むのも大変おいしいです。

「コーヒーは好きだけど、カフェインは控えたい」という方の期待に応えてくれるのが、代替コーヒーです。チコリコーヒーや玄米コーヒーなどさまざまな種類がありますが、「おいしくなければ続かない」というのが正直なところではないでしょうか。

こちらのタンポポコーヒーは、私自身が妊娠中・授乳中に代替コーヒーを探していた時に巡り合いました。他社のものに比べると価格はやや高めですが、お湯やミルクなどにも溶けやすく、素材本来の甘味があって飲みやすいです。自然や健康をコンセプトに掲げる会社「生活の木」の製品ということもあり、デリケートな時期にも安心して利用することができます。

たんぽぽの根を乾燥させて煎ったものは、民間療法などでは昔から「身体を温めて母乳の出を良くする」と言われ、産前産後の女性達に親しまれてきました。誰にでも好まれそうなやさしい雰囲気のパッケージなので、セルフケアとしてはもちろん、出産祝いなどのプレゼントにもぴったりです。

4位 フィールニュー(パッカ)


pukka(パッカ) フィールニュー有機ハーブティー ノンカフェイン

世界各地で有機栽培された素材をブレンドしたオーガニックハーブティーを提供する「パッカ」の製品のなかで、私の一番のおすすめは「フィールニュー」です。やさしい甘さとすっきりとした香りに、気持ちがリフレッシュします。このハーブティーに使われている素材は、アニスシード、スイートフェンネル、カルダモン、コリアンダーシード、リコリスの根、ターメリックの根(いずれもオーガニック素材を使用)です。胃腸の働きを助けてくれる働きのあるハーブ・スパイス類も多くブレンドされており、私自身は胃腸がお疲れ気味の時にもよく飲みます。

パッカの他のハーブティーにも共通することですが、おいしく味わうためのポイントは「5分ほど時間をかけて、しっかりと蒸らす」こと。こうすることで、それぞれのハーブやスパイスの風味と香りが濃厚に引き出されます。身体がすっきりとする一杯なので、朝起きた時に「お白湯」のように飲むのもいいですし、食後のリフレッシュメントとして楽しむのもよく合います。

この原稿を書いている時点では、パッカ社の人気のハーブティーを5種類組み合わせた「パッカハーバルコレクション」のなかにもラインナップされています。フィールニューの他にも「エルダーベリー&エキナセア」「レモンジンジャー&マヌカハニー」「スリーミント」「ナイトタイム」などの人気ブレンドも楽しめるので、ハーブティー初心者の方にもおすすめです。ちなみに、この5種類の組み合わせは、購入する時期によって少しずつ変わるようなので、ご参考にしてくださいね。

5位 カガエ 香巡茶(薬日本堂)

カガエ 香巡茶 (各2.2g×15包入り) ティーバッグ ルイボスティーベース ノンカフェイン エルダーフラワー 高麗人参 健康茶

爽やかな香りが特徴のグリーンルイボスティーをベースに、和漢植物とハーブなどをブレンドし、やさしい甘さと香りがある絶妙なブレンドの一品です。使われている素材は、霊芝・オタネニンジン、みかんの果皮、蓮の葉、クコの葉、カモミール、エルダーフラワーなどです。西洋と東洋の素材を上手にブレンドし飲みやすい味わいで、リラックスしたい時だけでなく、食事にもよく合います。ティーパックに入っているので、仕事や家事などの合間に手軽にいただけるのも魅力的ですね。年代を問わずに好まれそうなシンプルかつ洗練されたパッケージになっているので、贈り物にも喜ばれそうです。

薬日本堂のオンラインショップのページには「一に養生、二に漢方」として、コンセプトを「漢方による健康的なライフスタイルを提案する」と示しています。本格的な和漢植物を手軽に飲みやすく加工しているのがとても魅力的です。香巡茶はノンカフェインですが、紅茶やウーロン茶、緑茶と和漢植物・ハーブなどをブレンドしたお茶も多数ラインナップされています。「キレイになりたい」「リラックスしたい」「あたためたい」などの目的別に選ぶこともできます。

何故自分にこれらの商品を語る資格があるか

私は子どもの頃から身体が弱く「身体にやさしいもの」「元気が出るもの」にはとても関心が強く、また、昔から料理が大好きで食に関する情報には人一倍熱心にアンテナを張ってきました。資格としては「国際薬膳師」を取得しており、料理教室やヨガとのコラボレッスン、カフェのメニュー監修、食に関する執筆活動なども多数行っています。教室やイベントなどを行っていると「身体にいい食材はよく分かったけれど、なかなか継続できない」といった食の相談もよく受けます。

こうした幼少時代から食の仕事に関わるまでの一連の歩みのなかで、栄養が豊富でその人に会った食材を継続して摂取するためには「お茶」として習慣化することが効果的だと感じるようになりました。「料理」となると毎日同じものではさすがに飽きたり、栄養バランスが偏ったりしてしまいます。でもお茶であれば、継続しやすいものです。途中でもご紹介したように「お湯の代わりに牛乳や豆乳を使う」「ゼリーにして固めてみる」といったアレンジを加えれば、その楽しみはさらに広がります。

もともとお茶は大好きで、国内外問わずいろいろな種類の健康茶やハーブティーを試してきました。また仕事として、私自身がブレンドしたお茶を販売した経験もあります。今回ご紹介した5つは、こうした一試みのなかで出会ったもので、私自身も助けられ、日常的によく飲んでいるものばかりです。

最初は「おいしい!」「気持ちがリフレッシュした」ということで飲み始めた健康茶やハーブティーですが、ふと気が付くと、そのパッケージなども素敵なデザインのものが多くありました。
また会社ホームページなどを通して調べてみると、製造している会社の企業理念やコンセプトにも共感するものばかりでした。一杯のお茶がきっかけで、その会社の他のお茶やヘルスケア商品などを利用した経験も多数あり、その全てが現在の心身の健康につながっていると考えています。
そうした自身の経験から、今回のお気に入りの5つをご紹介するにあたり、商品の具体的な説明だけではなく、会社の紹介も少しだけ付け加えてみました。皆さんのリラックスタイムや美と健康の維持に向けて、お役に立てば幸いです。
健康茶やハーブティーは「子どもと一緒に飲むならコレ!」「産前産後にはコレ!」「ヨガのお供にはコレ!」というように、その時の状況や気分によっても飲みたいものは異なってきます。自分の心と身体の声をしっかりと聴いて、ぜひお気に入りの一杯を見つけてみてくださいね。

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