ダークウェブ市場は、違法薬物の流通において非常に問題とされていますが、
各国の共同捜査で、現金や仮想通貨のほか、麻薬や銃など650万ドル(約500万円)以上の押収に成功しました。
欧州警察は、この結果から闇市場の「黄金時代」は終わったと述べています。
今回の共同捜査で押収された薬物には、覚醒剤やMDMAなどが含まれています。逮捕された者の多くがアメリカ人でした。
警察は、一部しかアクセス権がないインターネット上の闇サイトであっても、行動を把握できるようになってきました。今回取締ったのは、2番目に巨大な闇サイトとのことです。
「コロナウイルスが蔓延している間に、薬物の過剰摂取による死亡者が急増しているため、それを封じるための行動であった。」とFBI長官は述べています。
闇サイトを監視している専門家も「組織化されたサイバー犯罪へ打撃を与えるものだった」と述べています。過去の取締りに続き、法執行機関が根拠を突き詰めることができるので犯罪者たちへの抑制にもなります。
しかし、過去にAlphaBayのような大規模な押収で見てきたように、インターネット上で麻薬やその他の違法な商品を購入できるということは、常に市場が存在することを意味しています。
闇サイト側もセキュリティと匿名性を高めようとしています。技術の成長に伴って、サイトを見つけることが難しくなれば、より多くの闇市場が生まれる可能性もあるでしょう。
参照:https://www.bbc.com/news/technology-54247529
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