トルコとギリシャ沖の「エーゲ海」で30日(現地時間)に発生した強い地震で、約800人の死傷者が出ました。 捜索作業が進行中で、被害はさらに増えるものとみられます。
トルコ災難危機管理庁(AFAD)などによると、現在までトルコのイズミル州などで25人の死者と約800人の負傷者が発生しています。
ギリシャのサモス島でも2人の10代が死亡するなど、今回の地震で現在まで計27人の死亡が確認されました。
地震とともに津波が発生し、被害がさらに大きくなりました。 浸水した町では救助作業が行われていますが、被害はさらに大きくなると予想されます。
夜を徹して瓦礫に埋もれた被害者を救出する”ヒーロー”達
1999年にも同様の地震があったが……当時の被害は深刻だった
実はこの場所での地震、今回が初めてではありません。
1999年10月19日(皮肉にも時期まで同じです)マグニチュード7.6の地震が起きました。
ゆれは37秒も続き、多くの建物が崩壊60万人が家を失いました。
当時のトルコ政府は死者1万7,127名としましたが、実際のところ行方不明者を併せて4万5,000人もの死者がでた、と推察されています。
その教訓もあり、今回の地震ではそこまでの死者数はでないと思われますが、しかし依然建物の倒壊が起きているのも事実です。
救出活動等により二次災害等がおきないことを祈ります。
瓦礫の中から助け出される猫
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