株式会社CUBE
ホームページ制作では「デザインを重視したい」「ホームページからの問い合わせを増やしたい」「検索で上位表示をしたい」と多くの人が思います。
しかし、デザイン、Web集客、SEOなどをゴールと考えていても、「何から手をつけていいのか分からない」という方がほとんどではないでしょうか。
そこでここでは、「不動産会社のWeb集客」の基礎知識や「ホームページ制作の成功のコツ」などをご紹介します。
不動産会社とweb集客について
はじめに、不動産の集客方法はどのようなものがあるのか見ていきます。主なものとしては、チラシや立て看板、広告、不動産投資セミナー、ポータルサイト、ホームページ、SNS、アプリやポイントサイト、アフィリエイト などがあります。
最近の傾向としては、不動産のポータルサイトを利用する企業が増えているようです。認知度が高いポータルサイトでは物件を掲載するSUUMOやホームズなどがありますが、不動産一括査定サイト内に会社情報を掲載するようなサイトや、キャッシュバックなどが受けられるものあります。
どのポータルサイトを利用していくのかは費用対効果をみながら検討をした方がいいのですが、ポータルサイト経由で問い合わせがあり、お客様がどのような会社なのか検索しますので、不動産会社ではホームページはあった方がいいでしょう。
不動産の賃貸の集客方法
不動産賃貸ではポータルサイト、アフィリエイト 、アプリやSNSなどで物件の情報発信をしたり、会員登録をした方にLINEから物件情報を送ったりとさまざまな集客方法があります。
オリジナリティのある物件紹介記事やエリア情報などをホームページに掲載するなどにより、差別化をはかる企業が増えています。
不動産の売買の集客方法
不動産売買では、賃貸とは少し集客方法が異なりますがチラシ、モデルルーム、モデルハウス、不動産投資セミナーなどの従来の集客方法に加え、ポータルサイト、不動産投資セミナーのアフィリエイト、ホームページ、検索連動型広告、YouTube広告などからの集客が増えています。
不動産のチラシにＱRコードを入れ、そこから物件情報などを見る事ができたり、LINEのお友達登録ができるなどの方法もあります。
また、動画などの映像コンテンツで満足度を上げたり、部屋の写真のみではなくVRなどの活用をしていく企業も増えてきました。
ホームページ制作とキーワードの重要性
ホームページ制作をする上でもコンテンツを作っていく上でも、最適なキーワードを探りながらお客様（ターゲット）について考えてみる事が大切です。まずは、少し面倒だと感じるかもしれませんが、お客様（ペルソナ）についてイメージしていく事でどのような時にどのようなキーワードで検索をされているのか明確にイメージする事ができます。
・お客様の年齢や性別、居住地、生活スタイル、収入、家族構成など
・お客様のインターネットの利用時間帯、使用しているデバイス
・検索しているタイミングやお悩みなど
（使用しているデバイスでは携帯から見ているのかPCから見ているのかなど、PCの場合はWindowsとMacでは物件写真の見え方が差が出る事もあります。）
次に、もう少し簡単にできるキーワードの選定方法としてサジェスト候補に出てくるキーワードの件数をみていきます。
ここでは、「不動産 買い替え」というキーワードで検索しサジェスト候補に出てくるキーワードを見ながら、このサジェストに表示してされるキーワードの件数を調べていきます。
業種やジャンルにもよりますが、調べていくうちに比較的検索ニーズがあるのに、件数が少ない（競合が少ない）キーワードを調べる事ができます。サジェストでは比較的狙いやすく難易度の低いキーワードを調べる事ができるのです。
ここまでで、キーワードの選定をする上でのポイントを2つお伝えさせて頂きました。
・お客様がなぜ検索するのかを考える事でニーズのあるキーワードを探す
・サジェストを使い競合が少ないキーワードを調べる
実際にはこれらのキーワードを見ながら、上位表示がしやすく売上にも繋がりやすいキーワードの選定など、目的にあわせた選定をしていきます。
さらに、多くの関連キーワードで上位表示をしたいと考えた時に、お客様が知りたい情報をコラムやブログなどの記事を入れる事で特定のキーワードで上位表示させるという方法もありますが、キーワードによって難しい場合もあります。
Googleでは、検索ユーザーが何を求めて検索をしているかを考慮して最適なページを表示させる表示させているからです。
狙っているキーワードを検索して、コラム関連のページが数ページも表示されていない場合には、難易度が上がりますので検索ページのチェックをしてからコンテンツを作るようにします。
不動産会社がホームページ制作を考える時には
競争の激しい市場をレッドオーシャンといいますが、不動産会社で競合が少ないブルーオーシャンを目指す場合、低価格戦略か差別化戦略をとる必要が出てきます。
お客様にとっての価値の高さ、業界や地域での競争要因などを分析して、他社とは異なる価値をホームページ上で提供していく事が望まれます。
不動産会社の場合では、ホームページ内に物件情報を掲載したり、随時更新をする必要があります。物件情報と物件地図、関連する物件情報などを表示したり、物件情報を更新できるホームページが必要になります。
また、会員のみが物件情報を見られるような会員制の仕組みを利用する事もできます。不動産会社でホームページ制作を考える上で「必要な機能について知りたい」「プラグインなどの情報を知りたい」「他社と差別化をはかりたいけれど何から手をつけたらいいのか分からない」という方の不安を解消しホームページ制作の手助けができれば幸いです。
