井上尚弥 モロニー戦勝利を世界が称賛 海外の反応まとめ
ラスベガスで行われた「WBA・IBF世界バンタム級タイトルマッチ」にて、バンタム級統一王者井上尚弥(27歳)が7回KOにて防衛に成功しました。
これで井上尚弥選手は20戦無敗、そしてそのうち17戦をKO勝ちしています。
今回の対戦相手モロニー選手も、22戦21勝18KOと、非常に強い選手であるため、さすがの井上選手でも苦戦をするのでは、と予想する人も多かったのですが、終わってみれば7ラウンドKOと圧倒的な強さを見せつけ、王者の威厳を見せつけました。
ハロウィンに行われたこの試合に対し、海外のボクシングファンも興奮した感想を発信しています。
「モンスターは止められない」
井上尚弥がジェイソン・モロニーを7回戦で下し、WBAスーパーとIBF世界バンタム級王座を保持した。
現在20勝0敗17KO 3階級世界王者 次の挑戦は?
4重量級王者になるのも時間の問題だ。
モンスターは止められない
彼の体重移動はものすごくスムーズだ。
パンチ、フォロースルーは瞬時に行われる。睨みつけながらも、ひるむことなく、ショートジャブで一発の爆弾を着地させる。
これはヤバい、ヤバい男だ。
井上尚弥は本当にやばい。
ノックアウトリストにもう一人の被害者が追加された。
いつもショーを見せてくれていて、パウンド・フォー・パウンドのランキング(全ての階級での順位)を急上昇させている。
#ハロウィンにモンスターが襲いかかる
正直、井上尚弥がボクシングの試合でコナー・マクレガーと戦ったら、私は自信を持って井上に賭けるよ。そして彼は勝利をを掴み取ると思う。
※コナー・マクレガー=アイルランドの総合格闘家 第9代UFC世界ライト級王者。第2代UFC世界フェザー級王者。
(以下youtube等)
今のところ、井上のキャリアにおいて痛めつけることができたのはドネアだけだよ
「井上は全階級で最強の選手になれるはずだ」
ジェイソン・マロニーは技術もあるし、真の戦士だが、
井上尚弥は別格だ。エリートファイターだ。
(返信)
そう、井上尚弥は世界最高のパウンド・フォー・パウンドボクサーの一人だ。この調子でいけば最高の選手になれるはずだ。
日本おめでとう!君たちはスーパースターを獲得した。この男はなんて素晴らしいボクサーだ。
最後のシークエンスが素晴らしかった。井上は腰に体重をかけ、モロニーを誘惑して右手を投げる。しかし、井上はその攻撃を正確に引き出そうとしているので、自分の右を先に打たせることができる。単純だが、素晴らしい。
井上はアグレッシブなので、守備の面では少し物足りなさがあるが、いろんな手数で攻めることができ、距離感やリズムをよく理解している。ドネア戦でも、深く掘り下げて勝利を掴み取る能力を発揮している。全ての階級において、彼よりスキルを持っているのはテレンス・クロフォードだけだろう。
※テレンス・クロフォード=アメリカのプロボクサー、世界3階級制覇王者。史上3人目の主要4団体統一王者。(スーパーライト級初の主要4団体統一王者)36試合36勝27KO
(↑への返信)
全て同意するよ……君が書いた最後の文章以外はね
(↑への返信)
ハハハ、賛否両論あるだろうけど、僕の意見だ。
井上はそれほど派手ではないが、基礎はしっかりしてる、パンチを打つときは常にバランスが取れていて、決してリーチをかけたり、突っ込んだりしない。彼は打たれ強いが、それは彼が攻撃するときに壁に向かってボールを持っていくからに他ならない。ドネア戦では後手に回ってしまったが、自分の身は自分で守れるということを見せてくれた。
負けてもモロニーの表情がすっきりしている・・・。
モロニーは弱くない、井上が強すぎるんだ!
(返信)彼はモンスターと戦うには早すぎた。
対戦相手のモロニー陣営も井上の強さを称賛
応援してくれたみんなに感謝します、ジェイソンは元気でオーストラリアを誇りに思います。
残念ながら一瞬の隙を突かれて試合は終わってしまいました。
絶頂期にある井上尚弥の偉大なパウンド・フォー・パウンド・チャンピオンの功績を讃えたい。
ジェイソン “メイヘム “モロニーは必ず戻ってきます。
次はカシメロと戦ってほしい
井上選手の強さを多くの人が認め、その強さを讃えています。
そして次に戦ってほしい相手としては「ジョンリル・カシメロ」選手の名前が多く挙げられていました。
ジョンリル・カシメロ=フィリピンのプロボクサー。現WBO世界バンタム級王者。世界3階級制覇王者。34試合30勝4敗21KO
カシメロ選手は本来4月に井上尚弥選手と戦う予定でしたが、コロナの影響で延期に。
9月26日にデューク・ミカー選手と戦って3ラウンドTKOで圧勝しています。
その際『次は井上だ。お前はモンスターじゃない』と非常に強気な発言を井上尚弥選手に投げかけており、どちらが強いのか世界中のボクシングファンが対戦を期待しています。
海外からのコメントも友好的な応援の内容が多く見られるのは、井上選手の強さ
だけではなく、常に真摯な態度で臨む人間性も評価されているのだと思います。
生の日本語は判らない外国の方でさえも理解できる程の立ち居振る舞いを
自然体で熟せる素晴らしいアスリートです。
E.ロドリゲス戦直後の、ドネア選手とのフェイスオフには言葉は無くとも相互に
リスペクトしている様子が窺えましたし、直接対決の終了ゴングと同時に、
笑顔で抱擁を交わした光景には思わず涙してしまいました。
マロニー戦の後も、挨拶に来て手を差し出したマロニー選手の手を、両手で
握り返していた姿にも感動しました。
ボクシングは他の競技と違い、次の試合・次の大会・次のチャンスが待っている
訳では無く、一度でも負ければ その地位と名誉と収入を取り戻すのは不可能に
近い、という非常に厳しい世界だと思っています。
そのような中、常に期待以上の活躍を続けられている井上選手には本当に
頭が下がる思いですし、奇しくもダウンタウンの松本氏が
「これから井上選手には敬語で喋る」と言われた通りの気持ちです。
私も70を過ぎ、あと何年 応援し続けられるか分かりませんが、
井上選手の試合を楽しみに、頑張って行こうと思っています。